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2017年04月27日

国内唯一の360正規代理店が語る360リスティング広告戦略

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■中国で検索シェア第2位・「360捜索」の特徴とは

今回は、中国で検索シェアが「Baidu」に次いで第2位の、「360捜索」のリスティング広告について説明していきます。
日本での検索シェアは「Google」と「Yahoo!」がほぼ半々の割合となっており、インターネットにちょっと詳しい人やビジネス的な用途で使われることが多い「Google」、ビジネス以外で使われている「Yahoo!」、というイメージがあると思います。
「360捜索」の中国国内のユーザーは、日本の「Google」ユーザーをさらにビジネス寄りにしたようなイメージになります。
中国へ進出するために「Baidu」のリスティング広告出稿を検討している人は多いと思いますが、実は「Baidu」よりも「360捜索」の方が、管理画面や設定の仕方・機能面などが「Google」に似ているため、分かりやすいと言う特徴があります。

具体的には、「360捜索」には検索型の広告はもちろん、ディスプレイ広告(いわゆるバナー広告)やリマーケティング広告もあり、もう一歩踏み込んだところで言うと“動的リマーケティング”(別名:ダイナミックリマーケティング)の機能も備えています。つまり「360捜索」は、「Google」を追いかけるように商品を整えてきているのです。
一方の「Baidu」は、逆に「Google」がやっていないような機能(例:ユーザーが過去に検索したキーワードをターゲティングしてバナー広告を出す機能等)を備えています。
ちなみに「Google」は、検索したキーワードを元にターゲティングすることは、ポリシー的に許していません。そして「Google」をフォローしている「360捜索」にもやはり、この機能はありません。「Baidu」のこうした“人の特定につながるような機能”は、世論や検索エンジンのポリシーによるところが大きく、いずれ使用できなくなる可能性も考えられます。

360捜索」は、想像以上に検索のボリュームが少ない可能性も
「360捜索」を使ってみると、見積もっていたほど表示回数が少なくボリュームが出ない可能性があることを考慮しておくことも重要です。
すでに「Google」や「Baidu」をやっている場合、経験的に、「『360捜索』はシェアが約20%あるので、そのくらい取れるだろう」と推測していざやってみても、想定程ボリュームが出なくて予算を組み直すことになるケースも考えられます。その要因として、「Baidu」と使っているユーザーが違うこと、トリガーの精度が高いこと(例えば「日本 時計」で検索すると、「Baidu」ではマッチタイプによっては「日本」というキーワードだけに対応した広告が出てしまうことがある)などが考えられます。

現状では、中国国内向けにリスティング広告を出稿する際、「Baidu」に出さず「360捜索」にのみ出稿することはまずないと思いますが、こうした検索ボリュームの特徴があることは留意しておくと良いでしょう。

360捜索」のリスティング広告は、効果測定が難しい
すでに「Google」や「Yahoo!」でリスティング広告を運用している人が、「360捜索」や「Baidu」のリスティング広告を始めると、効果測定が難しいと感じるかもしれません。
「Google」や「Yahoo!」は、メディアが持っているコンバージョンタグをそれぞれ発行して特定の箇所を適宜変更後webサイトに貼ることで、それぞれのメディアからの売り上げなどを計ることができます。
例) 500円のシャンプーが、1度のカートで3個売れて、売り上げは1500円だった。

【「Google」と「Yahoo!」の場合】
1回のコンバージョンで3つの商品が売れて、売り上げ合計は1500円というのが分かる。

【「360捜索」の場合】
1回の売り上げがあった、というところまでしか分からない。
もし「Google」と「Yahoo!」のような効果測定をしたいなら、例えばGoogleアナリティクスを使って必要な設定をするか、第三者ツールを使って「Google」と「Yahoo!」と同じ条件で計測ができるようにする必要があります。しかし実際は、Googleアナリティクスだけを使っている企業は少なく、「Google」と「Yahoo!」で別々のタグを貼って計測するか、第三者ツールを使って運用をしているケースがほとんどです。第三者ツールは機能も使い心地もさまざまなので、相性のよいツールを探してみてください。

360捜索」のリスティング広告は、リスクがほとんどない
私は、「Baidu」のリスティング広告を出稿してある程度成果が出ているのであればぜひ追加で「360捜索」にも出稿することをおススメしています。それは、リスクがほとんどないからです。
と言うのも、そもそも「Baidu」でボリュームがなければ「360捜索」でも同じくボリュームが出ませんし、「360捜索」は「Baidu」と比較してROIが高く、もし「Baidu」で2000%だったなら、「360捜索」では1万%や2万%(5~10倍)になる場合もケースとして存在します。
別の言い方をすると、「360捜索」のリスティング広告は費用対効果がとても高く、今まで1個の商品を売るのに1万円を広告費としてかけていたとすると、「360捜索」では2000円や1000円で済むようになるケースもあります。これは私の実経験ですが、これまでにいくつもの会社で「360捜索」のリスティング広告を出稿してきたところ、多くの場合、費用対効果は目標値より高い数値をクリアしています。

こうした結果になる一番の理由として、まだ「360捜索」に広告を出稿している会社が少ないことが最初に挙げられるでしょう。
もし「Baidu」の中で、例えば競合が5社広告を出していたとしても、「360捜索」なら1社しか広告を出していないかもしれません。
それに加えて、まだ「360捜索」自体が若いので、1回のクリックの費用が単純に「Baidu」の半額だったりもっと安かったりします。「Baidu」では50円のところを、「360捜索」では10円で済んだりするわけです。

なお「360捜索」はB to CよりもB to Bのほうが相性が良いようです。また業種としては、テクノロジー関係やFX・金融系も相性が良いでしょう。これはそれらの業種に関わるユーザーが「360捜索」を好んで検索に使っていたり、中国からみて外資の金融系企業がまだ「360捜索」に広告を出稿していなかったりといったことが要因として考えられます。
金融系は「Google」や「Yahoo!」でも、1回のクリックで5000円・1万円などかなり単価が高い傾向にありますが、「360捜索」はまだ安いので、圧倒的に費用対効果の差が出やすくなります。

■中国市場を狙うなら、ぜひ「360捜索」を検討して
上記のような現状をふまえ、中国向けにもしまだ「Baidu」しかweb広告を出していないなら、ぜひ「360捜索」を追加で出稿してみてください。日本政府も訪日外国人旅行者の誘致を進めている中ですから、インバウンドに関連した業種はもちろん出したほうが良いでしょう。
またおそらく、これまでB to Bビジネスや日本のビジネス系商材を中国で広げたいと思ってきた企業は、競合が中国国内の企業や韓国・インドなどに変化してきていると思います。そうした中で、すでに韓国の企業は「360捜索」を始めているところが増えていますが、日本はまだ多くの企業が初めておらず、遅れを取っている状態です。
特に、中国でB to Bをやっていく中で「Baidu」だけではものたりない、シェアがカバーできていないと感じているのであれば、すぐにでも「360捜索」を始めてほしいと思います。

 


本田 斉大 / Masahiro Honda
1987年大阪生まれ。同志社大学統計科学研究室学士課程卒業後、

SIerに入社。システムエンジニアとして大手化粧品会社の
ECサイト運用保守に携わる。ECサイトのポイント戦略とO2O
マーケティング戦略を学び、後に株式会社インフォキュービック
ジャパンに入社。中小企業から大企業における、国内&国外向けの
多くのアカウント運用を通じ、海外向け配信のポテンシャルと
可能性の大きさを知る。現Digital Marketing Teamの事業部長として
SEM事業の再建と海外向け配信に特化したチーム育成と体制の強化、
海外メディア開拓に従事する。

 

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執筆者プロフィール


ICJ

インフォキュービック・ジャパン  広報担当

インフォキュービック・ジャパン広報担当です! 「社員情報、社内イベント、オフィス風景」など読者のみなさまに、もっと当社のことを知って頂けるようなコンテンツ・記事を投稿して参ります! 趣味はプロレス鑑賞です。