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2020年06月24日

台湾と香港で人気の検索エンジン
「Yahoo!奇摩」「Yahoo! 雅虎香港」「Bing」

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香港台湾で使われている「Yahoo」は日本と全然違う件について

台湾と香港で人気の検索エンジン
「Yahoo!奇摩」「Yahoo! 雅虎香港」「Bing」

こんにちは。インフォキュービックジャパンのチャンです。
皆さんは何かを探したり、疑問を解決したりしたい時、Googleで検索することが多いのではないでしょうか?世界でGoogleは検索エンジンのシェア1位となっており、世界中で使用されています。

オレのボス ヤフーでググれと 無理を言う

2017年のサラリーマン川柳12選の中の一つです。3年前の川柳ですが、ダントツで印象に残っています。これからもわかるように、日本では「Google」と「Yahoo」が一般的に使われています。そして私の故郷、台湾や香港でも「Google」が最も利用されていますが、2番目以降の検索エンジンは何が使われているのでしょうか?

今回は、香港と台湾における検索エンジンシェアの2位と3位とその特徴を広告運用者の視点からご紹介させていただきます。

 

台湾・香港「検索エンジン」シェアランキング

1位:Google……87.82%~92.85%
2位:Yahoo! (Yahoo奇摩、Yahoo雅虎香港)……6.18%~9.01%
3位:Bing……0.84%~1.38%

 
Statcounter.comの分析数値に基ついて、インフォキュービックジャパンが作成した分析資料です。

台湾、香港いずれも「Google」が8割以上を占めていますが、今回注目したいのは2位の「Yahoo」と3位の「Bing」です。台湾、香港ではYahooは検索だけでなくニュース、知恵袋などコンテンツもあるため、ポータルサイトとして一般的によく使用されています。

では、2位のYahoo! (Yahoo奇摩、Yahoo雅虎香港)はどのような検索エンジンなのでしょうか?

 

 検索エンジン「台湾Yahoo、香港Yahoo」って?

台湾Yahoo「Yahoo! 奇摩」、香港Yahoo「Yahoo! 雅虎香港」のそれぞれの検索エンジンの特徴をご紹介します。

checkmark 台湾Yahoo「Yahoo!奇摩」

台湾のYahooはサイト名を「Yahoo!奇摩キモ/kimo)」と言います。
2006年にYahoo!台湾が当時の最大手ポータルサイト奇摩站 (kimo.com) を買収した後”奇摩”の名前を残したのが由来です。ほとんどの台湾のウェブユーザーは、「Yahoo!奇摩」の検索機能を使用した事があります。検索機能、毎日のニュース、ショッピング、電子メールなど、ウェブサイトのページ全体のインターフェイスは日本より多様で、情報が満載の写真や動画広告が多いくなっています。また、多くの台湾ユーザーは旅行、美容、エンタメ、占いへ興味を示しています。今台湾で人気のトピックを知りたい場合は「Yahoo奇摩」にアクセスすれば簡単に情報を得ることができるのです。

checkmark 香港Yahoo「Yahoo! 雅虎香港」

香港Yahoo!のサイト名は「Yahoo!雅虎香港」です。
Yahoo!雅虎香港は、1999年にYahooが香港に設立した支店です。 Yahooのオンラインゲーム、オークション、アライアンスなど、いくつかの機能がローンチされましたが、多くの機能は再編後に取り消されました。現在は、ニュースや情報コンテンツの開発、様々な他サイトからの記事の転載、有名人によるコラムを掲載しています。「Yahoo!雅虎香港」に関しては、ウェブサイトのページ全体のインターフェイスは台湾とほとんど同じですが、写真や動画広告がより多いイメージです。

さて、ここからが本題です。
「台湾・香港のYahoo」と「Yahoo!Japan」は同じ「Yahoo」ですが、広告出稿などの際には注意が必要となってきます。では一体何が違うのでしょうか?

 

checkmark「台湾・香港Yahoo」が「Yahoo!Japan」と大きく違う点とは

台湾、香港のYahooがYahoo!Japanと大きく違う点、、、
それは、「台湾・香港Yahoo」の検索エンジンが「Bing」ということです。
Yahoo! Japanの検索エンジンは「Google」です。

2009年に米 Microsoftと米 Yahoo!が提携し、それにより米 Yahoo!の検索エンジンはMicrosoftの「Bing」になりました。その際、台湾、香港のYahoo!も米国と同じくアルゴリズムサイト検索を「Bing」に切り替えたのです。しかし、日本のYahoo! Japanの検索エンジンは「Google」なので、台湾と香港のYahooとは異なる検索エンジンアルゴリズムになります。

 

検索エンジン「Bing」って?

Bingは日本ではあまり馴染みがないBingですが、全世界をカバーし、Google同様、多言語に対応していいます。アメリカなどでは比較的高いシェアを保っています。

さて、ここまでで、台湾、香港では「Google」だけではなくて「Yahoo」、「Bing」も利用されているということがお分かりいただけたでしょうか?
台湾、香港向けにリスティング広告を出すならGoogleだけでなく「Bing(Yahoo)」も外せないということが言えます。

checkmark Bingの広告出稿について

実は台湾や香港ではリスティング広告を出稿する際、Google広告以外にも、Bing広告もよく利用されています。Bingには、キャンペーン、広告グループ、キーワード、広告文、表示オプションなど、Google広告とほぼ同じように設定する事が可能となっています。ちなみに、Yahoo!は「Bingの検索エンジン」を使っているので、Bingで検索広告出稿すれば、Yahooでも同じ検索広告を配信する事が可能となっています。

操作も基本的にはGoogle Adsとほぼ同じ仕様で、キャンペーン、広告グループ、キーワード、広告文、表示オプションなど、Google Adsの仕様がわかれば使いこなせるでしょう。ただ、残念なことにYahoo(Bing)は日本語に対応していないので英語での操作となります。

■Bing Adsの管理画面

そしてこの「Bing Ads」で広告を出稿すれば、「Yahoo!奇摩」「Yahoo!雅虎香港」の検索画面でもその広告が表示されます。「Yahoo!奇摩」「Yahoo!雅虎香港」の検索エンジンが「Bing」を使用しているからですね。

 

■「Yahoo!奇摩」の検索結果

 

■Bingの検索結果

同じ管理画面で「Yahoo」と「Bing」それぞれに広告配信する事が可能となっています。

 

まとめ

香港・台湾のYahooについてお分かりいただけましたでしょうか?日本からでもアクセスできますので、実際にアクセスしてみるのが一番理解が深まる方法かと思います。ぜひ活用してみてください!台湾や香港での事業拡大を目指してリスティング広告をご検討の方は、今回の記事が少しでもお役に立てば幸いです。


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執筆者プロフィール


江俊翰

江 俊翰 

1982年台湾生まれ。大学で環境工学を専攻。台湾の日系企業でエンジンニアとして働きながら、日本語を習得。2014年に日本に移住し、その後インフォキュービック・ジャパン入社。中国語、英語、日本語を駆使しトリリンガルデジタルマーケターとして奮闘中。趣味は映画鑑賞とバスケットボール観戦。