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理論的に学ぶ
2020年07月06日

「主要SNSアルゴリズム更新まとめ」
~最新の主要ソーシャルメディアを網羅~

「主要SNSアルゴリズム更新まとめ」~2020年最新、主要ソーシャルメディアを網羅~

海外マーケティングでは、SNSやウェブサイトなどのデジタルメディアの活用が「マーケティング戦略の中心」となっています。そのため、競合ひしめく海外マーケティングの担当者は、常に運用する全てのSNSチャンネルで、エンゲージメントを高めるために最新のアルゴリズムアップデートとそれを活用することが求められています。

そこで今回は、2020年に更新された主要ソーシャルメディア「アルゴリズム最新データ」をまとめました。

是非、御社の海外マーケティング戦略にお役立て下さい

 

Facebook-logo Facebook

世界中で活用され、月間アクティブユーザーが25億人と、世界で最も利用されているSNSであり、その効果は絶大であり、多くの企業が海外マーケティングに活用している媒体の1つです。

Facebookアルゴリズム」の基本は以下の特徴を持っています。

  • 友人や家族のコンテンツを優先する
  • あなたが関わっている人(あなたがコメントした人、メッセージを送った人)からのコンテンツを優先させる
  • コメントの数と長さを優先します
  • 反応の数と反応の多様性を優先する
  • 上位の友達からの最近のコンテンツと、個人的にあまり頻繁に関わっていない友達からの強い関心のあるコンテンツの両方が表示される
  • ライブビデオが優先されます

2020年のアップデート

2020年には、上記の特徴に加えて以下のようなアルゴリズムに更新されています。

  • ユーザーがニュースフィードを確認するたびに、ユーザーに表示されるとその順序をFacebookが決定する

特に2020年には、共有やコメント欄がない場合、コンテンツは表示されない傾向がり、テキストコンテンツよりライブ動画の投稿が推奨されています。また、他のソースから転用ではなく独自性がり、付加価値が十分にある動画を投稿する事が重要となっています。

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instagram-logo Instagram

月間アクティブアカウント数は10億人以上・1日のアクティブユーザー数は5億人以上・1日に投稿されるストーリーズは5億以上」の超巨大市場であり、毎年着実に進化を続けているInstagram。ブランドコンテンツに関するエンゲージメント率は1.6%であり、多くのビジネスオーナーがInstagramを活用して成果を上げています。

「Instagramアルゴリズム」は、以下のような特徴で占められています。

  • いいね!が多い投稿が優先される
  • 新しい投稿が優先される
  • 説明文が長い投稿が優先される
  • ユーザーがフォローしているハッシュタグからの投稿が優先される
  • プロフィールからのエンゲージメントが高い投稿が優先される
  • ビジネスコンテンツと一般ユーザーのコンテンツには優先面の差がない

コンテンツの内容を充実させ、いいね!を獲得することや流行性の高いハッシュタグを用意することがInstagramの攻略につながります。

2020年の更新 

2020年には、上記の特徴に加えて以下のようなアルゴリズムに更新されています。

  • いいね!よりも「コメント」が重視される
  • 「定期的な投稿」を行うことでタイムラインの上位にコンテンツが配置される
  • 「動画の優先」は行われない

単純にいいね!の数を集めるよりも、共感性を高めてコメントを増やしたほうが攻略しやすいことは、マーケティング戦略において大きな影響を与えそうです。単発ではなく、定期的な更新・フォロワーとコミュニケーションを取るという事が重要なポイントになります。

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LinkedIn

BtoBマーケティング戦略においては、担当者の89%がLinkedInを利用しているというデータもあります。フィードランキングの最適化条件については、公式のブログ内でも公表されており、アルゴリズムに関する透明性の高いSNSと言えるのです。

LinkedInアルゴリズム」は以下の通りです。

  • 継続的に投稿を行っているユーザーのコンテンツが優先される
  • ユーザーが興味を示しやすい投稿とコメントスレッドが優先される
  • 一般的なトークテーマよりもニッチなトークテーマが優先される
  • リンク等に対する意見を促すような投稿が優先される
  • コンテンツはネットワーク内の関連性の高い人に表示されます=ネットワークの構築が重要

このことからわかるのは、LinkedInが会話を重視したアルゴリズムを採用しているということです。特徴的なのは、ニッチな話題や議論を活発化させる投稿が優先されやすいという点になります。活発かつユニークな発信を行うアカウントほど表示されやすくなります。

2020年の更新

LinkedInでは、2019年のアルゴリズム更新において、メガインフルエンサーのプライオリティを下げるという改良を加えました。この流れは2020年においても引き継がれており、ネット上で有名ではないアカウントにも投稿を発信するチャンスを与えています。

その他のアルゴリズム更新は以下のようになります。

  • 短い動画を投稿した後にYouTubeチャンネルにリンクするとエンゲージメントが高まる
  • ネットワーク内の最も関連性の高い人物にコンテンツが表示されやすくなる
  • 過去に関与を持った人物にコンテンツが表示されやすくなる

テキストだけではなく、動画などさまざまなコンテンツを投稿することがLinkedInを有効活用するための重要なテクニックになります。関連性の高い人物や過去に関与を持った人物への表示増加という事情も踏まえれば、つながりを増やすことも重要です。

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youtube YouTube

近年BtoBでもマーケティングツールとして企業が活用し始めているYouTube。成功すれば非常に多くのトラフィック流入が得られるた、アルゴリズムについてしっかりと理解を深めた動画活用は「海外マーケティング成功への第一歩」となります!
YouTubeのアルゴリズムは非常に複雑とされており、攻略は困難を極めます。

YouTubeアルゴリズム」の基本は以下の通りです。

  • YouTubeは「頻度」「総再生時間」をもとにして、品質の高いチャンネルを決定している
  • チャンネル登録者数、視聴回数、高評価数、コメント数が多いほど、優先度が高くる
  • 以前視聴した動画に関連するコンテンツが優先される
  • 以前視聴した動画の制作者による別の動画が優先される
  • ユーザーの視聴履歴とは無関係なバイラル動画が優先される
  • タイトル、説明、タグは重要なランキング要素である(YouTubeのSEO最適化をする)

原則となっているのは、アクセスしたユーザーが求めているものを表示する事がベースとなっています。そのため、視聴実績にもとづいて、それに関連する内容の動画や同一制作者の動画が優先表示されます。ユニークなポイントとなるのが、それらの実績とは無関係にバイラル動画(SNS上などで拡散されている動画)が表示されやすいことです。瞬間的なアクセス数が多い動画やコメントが殺到している動画を見つけやすくしているものと考えられます。

2020年の更新

  • チャンネル登録者数や総視聴回数、コメント数が多いほど優先される
  • 定期的、継続的に投稿するアカウントの動画が優先される
  • アップロードした動画が再生された総時間が長いアカウントが優先される

タイトル、説明、タグを最適化し、SEO最適化を実行し、定期的に動画を投稿することは特に優先すべきマーケティング戦略です。優先順位が上がり、再生時間やコメント数が増えるとさらに優先されるという好循環に期待できます。YouTubeはGoogleの一部である事を念頭に置きましょう。

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twitter Twitter

毎日約1億5,000万人以上のアクティブユーザーからのアクセスを擁するTwitterは、2020年現在も最も注力すべきSNSの1つです。アルゴリズムに関しても更新を重ねており、その仕組みが時にユーザーから不評を買うこともあります。以前は、アルゴリズムはあまり関係なく、あくまでもフォロー中のユーザーがツイートを行った順にタイムラインに表示される仕組みを採用していました。現在はアルゴリズムと旧式のタイムラインを併用する形で、各ユーザーに選択肢を作っています。

Twitterアルゴリズム」の基本は以下の通りです。

  • フォローしているユーザーからのエンゲージメントが高いツイートが優先される
  • 新しいツイートが優先される
  • リツイート数やいいねの数よりもコメント数が多いツイートが優先される

2020年の更新

  • プロフィールが充実しているアカウントが優先される
  • ユーザーが読む時間の長いツイートが優先される

このようなアルゴリズムが2020年の更新によって加えられています。攻略のためには、投稿ボリュームと頻度を重要視しています。また、ユーザーとの交流も重要視しており、フォロワーとのコミュニケーションを増やすことでエンゲージメントが上がり、優先表示されやすくなります。

 

pinterest Pinterest

日本国内ではまだメジャーな存在ではありませんが、画像収集サービスとして女性を中心に多くのユーザーを確保しているPinterestも海外マーケティング戦略において重要です。

Pinterestアルゴリズム」の基本の仕組みは以下のようになります。

  • 最新のピンが優先される
  • エンゲージメントの高いピンが優先される
  • 極端に多くピン留めされているピンの優先順位が下がる

エンゲージメントの高い投稿が評価され、優先表示されやすいことはそのほかのSNSアルゴリズムと共通します。しかし、いわゆる「バズった」状態にまで進んだ場合には、反対に表示されにくくなるという点が特徴的と言えるでしょう。

 2020年の更新

Pinterestでは2018年と2019年に設定したトレンドを継続させる様子であり、極端に人気の出たピンやたくさんのグループボードで同じピンがピン留めされるとダウングレードの対象となります。

こういったピンについてはスパムとして扱われることもあるようで、マーケティング戦略上特に注意しなければなりません。関連するボードにのみピン留めを行い、節度を守った利用法を意識しましょう。そして、Pinterestはユーザーが検索バーで検索をして新しいコンテンツを発見する仕組みなのでSEOがとても重要となっています。ピンに関連するSEOキーフレーズを組み込みSEO最適化を実行しましょう。

 

まとめ

自社の製品やサービス・対象国をしっかりと精査し、最適なソーシャルメディアで顧客との関係を構築することは海外マーケティング施策において必須となってきています。主要ソーシャルメディアのアルゴリズムをしっかりと理解したうえで運用することが、海外デジタルマーケティング戦略を成功に導く第一歩となります。

グローバルSNS広告バナー

 

吉田 真帆

吉田 真帆 マーケティング部 プランナー

コンテンツ・SNS・メールマーケティングを統括しています。 オーストラリア永住権を取得したにも関わらず、思いもよらず日本に帰国。日本9年を経て、現在はシンガポールからフルリモート中。