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2020年04月24日

今さら聞けない!
中国大人気アプリ「WeChat/微信」とは?

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今さら聞けない! 中国大人気チャットアプリ「WeChat/微信」とは?

今さら聞けない!
中国大人気チャットアプリ「WeChat/微信」とは?

中国人がスマートフォンを購入して一番最初にダウンロードし、現在中国では使ってない人はほぼいないと言われているのが「WeChat/微信」です。どんなアプリなのか?どのくらいの人に使われているのか?その機能はどのようなものなのでしょうか?

中国はコロナウィルスの感染拡大を受け、徹底した防疫により必要最低限なレベルまで経済活動を抑え、4月8日武漢都市閉鎖、湖北省の省閉鎖を解除しました。WeChatは「コロナの市中感染状況をリアルタイムで配信するサービス」や「健康状態を可視化するサービス」など、コロナ感染防止にも活用されました。今だ経済不安や感染の再拡大が嘆かれてはいますが、弊社への「中国関連」の問い合わせも、いまだ継続して多く頂戴しています。そこで今回は、中国のウェブインフラのひとつとなっている「WeChat/(微信)の基本」についてご紹介します。

「WeChat/微信」とは?

WeChatに企業が公式アカウント登録するとできる9つのこと3

「WeChat(ウィーチャット)/微信」とは一言でいうと「中国版LINE」のようなものになります。
しかし、中国版LINEと一言で済ませられるようなシンプルなアプリではありません。

2011年1月に中国でサービスを開始した「WeChat/微信」は、中国テンセント社が運営するインスタントメッセンジャーアプリとしてスタートしました。テンセントが以前より提供していたインスタントメッセンジャー「テンセントQQ」の発展型として「メッセンジャー機能」と「ソーシャル・ネットワーキング・サービス機能の融合」が特徴と評されています。

チャットはもちろん、ショッピング、チケット予約、オンライン・オフライン決済、配車や飲食店での注文から決済、税金の申請、今回のコロナウィルス感染拡大に伴い「オンライン診療」や、健康状態を示す「健康格付けアプリ」をリリースするなど、あらゆるサービスがアプリ内で完結する事が出来る、いわば1つの「プラットフォームのような存在」に進化しています。

現在20以上の言語版があり、200の国と地域をカバーし、月間アクティブユーザー数は約11億人と驚異的なユーザー数を持ち、今や中国のウェブインフラの一つとなっています。また利用者の73%は35歳以下の若年層となっているのも特徴です。

「WeChat/微信」の基本機能

「WeChat/微信」の基本機能のメインメニューとしては以下の4つになります。

今更聞けないWeChatって?

①「チャット」
②「連絡先」
③「発見」
④「自分」

1つずつ詳しく見ていきましょう。

①チャット

こちらが「WeChat/微信」のチャット画面になります。LINEの画面と似ているのがお分かりいただけると思います。中国人は文字でのチャットよりも、音声を送りあって会話する「ボイスチャット」が主流となっています。

1今さら聞けない!中国大人気 チャットアプリWeChat微信とは?

LINEのスタンプに相当する「ステッカー」や、写真・動画、連絡先や位置情報なども送ることができます。ちなみにLINEのような“既読”機能はありません。

②連絡先

続いて連絡先のメニューです。自分の友人や、フォローしている公式アカウントなどを確認することができます。

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③発見

■モーメンツ
このメニューはLINEでいう「タイムライン」にあたります。友人の日々の投稿を見ることができ、投稿に対してシェア、コメントや“いいね”ができます。モーメンツには、1日平均で30億件もの投稿がなされており、友人の近況を知るための重要な場となっています。

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QRコードのスキャン・シェイク
QRコードのスキャンやシェイク機能で友人と連絡先を交換することができます。シェイク機能に関しては、LINEの「ふるふる」機能と似ています。

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■トップストーリー
最新のニュース記事をここで見ることができます。LINEニュースに近しいものとなります。
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■近くにいる人
GPS機能を使って近くにいる人を探すことも可能です。一覧に表示をされたくない場合は位置情報をオフにしておくことで表示されなくなります。
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■ミニプログラム
最近非常に多くの人が活用しているミニプログラム(中国語で「小程序」)。
一言でいうとアプリ内アプリです。普段使っている乗換案内や、各種チケット予約、ショッピング、ゲームなど様々なコンテンツに関して、わざわざ他のアプリを開かなくとも、この「WeChat/微信」内で完結することができます。

冒頭でもお伝えしました、コロナウィルス感染拡大に伴い「オンライン診療」や、健康状態を示す「健康格付けアプリ」はこのミニプログラムでリリースしています。今回のコロナウィルスの影響により行政、医療、教育関連ミニプログラムは大幅に利用が伸びています。ミニプログラムについてはまた今後、詳細をご紹介いたします。

今さら聞けない! 中国大人気チャットアプリ「WeChat/微信」とは?

④自分

自分の登録情報を確認、編集することができます。「自身のQRコード」が作成でき、連絡先交換時に活用します。また、「お気に入り」や「カード&特典」「ステッカーギャラリー」には、自分が保存した記事やクーポン、ステッカーが保存されます。

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■マイウォレット
「WeChat/微信」には「WeChat Pay(微信支付)」という決済機能がついており、決済や残高確認などができます。「WeChat Pay(微信支付)」は中国で人気の決済サービスで、ユーザーが自分の銀行口座を「WeChat/微信」に登録するだけで、簡単に利用できる新しい決済サービスです。オンライン上のサービスだけでなく、オフラインでのショッピングでの支払い・送金にも利用可能です。こちらも詳細は今後ご紹介いたします。

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■自分の投稿
ここでは自分が投稿したモーメンツ記事を見ることができます。

今さら聞けない! 中国大人気チャットアプリ「WeChat/微信」とは?

基本的な機能は以上となりますが、これはあくまで日本版なので機能が一部制限されています。
中国版はより多くの便利な機能があります。この違いについても今後詳しくご紹介していきます。

「WeChat」と「微信(Weixin)」の違いとは?

上記で日本版と中国版と言いましたが、厳密にいうと名称も分かれています。中国大陸版を「微信(Weixin)」と呼び、国際版(日本版含む)を「WeChat」と呼びます。
日本でこのアプリをダウンロードしようとすると、アプリストアには「WeChat」が出てきます。逆に中国でダウンロードしようとすると「微信(Weixin)」が出てくるのです。
違いは2点あり、「WeChat」の方が使用できる機能が少なく「微信(Weixin)」ユーザーは「WeChat」の公式アカウント情報が見られないという点です。

 

まとめ

中国人にとっての「WeChat/微信」は、日本人にとってのLINE以上に「普段の生活に無くてはならないツール」となり日々の生活の一部となっています。経済成長が見込まれ、世界から注目の集まる中国において、圧倒的なユーザー数を誇るWeChatは、中国マーケティングにおいて活用法は無限大と言えるでしょう。

「自社に中国人スタッフはいないけど、マーケティングで中国市場を狙いたい」とお考えでしたら、ぜひ私たちにお申し付けください!

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宇佐美 海太

宇佐美 海太 マーケティング部マネージャー

弊社の「デジタル x アナログマーケティング、コーポレートブランディング」を統括しています。東京生まれ、南欧育ち。ヨーロッパの生活で人生が劇的に変わりました。自分を育ててくれた"日本と世界"への感謝を胸に、「日本と世界をつなげること」が生涯のテーマです。趣味はプロレス鑑賞・料理です。