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2020年07月17日

中国人気SNS「WeChat」
「公式アカウント」を取得する際の注意点とは?

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中国大人気チャットアプリ「WeChat」
「公式アカウント」を取得する際の注意点  

2020年4月時点で月間アクティブユーザー数が12億人、現在20以上の言語版があり、200の国と地域で活用されているWeChatですが、マーケティング施策のひとつとして取り入れる企業も多くいらっしゃいます。日本でも既に多くの企業が導入し、集客や販促、ブランディングに成功しています。
現在、中国人のほとんどが利用しているといっても過言ではない「WeChat」ですから様々な活用の仕方もあり、高い知識を持って、効果的に活用することで大きな効果を得ることが見込めるツールとなります。ただWeChatの公式アカウントを取得する際に少し気を付けるべきことがあります。

今回は「WeChat公式アカウント取得の注意点」をご紹介したいと思います。

 

WeChat公式アカウントとは?

「WeChat/微信」公式アカウントには3つの種類があり、目的によって利用するアカウントが異なってきます。

中国プロモーションには必須!今注目のWeChat微信の“公式アカウント”とは?

どのアカウントを開設するかによって「出来ること」「出来ないこと」があります。それぞれの公式アカウントの特徴を詳しく知りたい方は、以前ブログで紹介している下記ブログをご覧下さい。

WeChat公式アカウントでできること
~ 公式アカウントの種類と特徴 ~

 

WeChat公式アカウントの「名義」とは?

チャットアプリ「WeChat」公式アカウントを取得する際の注意点3

チャットアプリ「WeChat」公式アカウントを取得する際の注意点3

上記は一部ですが、WeChatの公式アカウントを取得している日本企業になります。様々な業種の企業が導入しています。1つ注目していただきたいのが、赤線枠内の文字です。
全て日本語で表記されているのがおわかりかと思います。この赤線枠の部分は『アカウントの所有者(=名義)』を表しています。つまり、このアカウントは「確かに日本企業のものですよ」と表示されているのです。

「それが何?」と思うかもしれませんが、実はWeChatの公式アカウントというのは2016年4月まで中国に現地法人をもつ外国企業は持つことが出来ませんでした。「WeChat公式アカウントを取得したい」と思った世界中の多くの企業はどうしていたのでしょうか?

実は、公式アカウントを取得してマーケティング活動を実施したいと考える企業が、中国企業の名義を借りてアカウントの申請をしていた時代がありました。では、中国企業からアカウントを借りるとどう表示されるのでしょうか?

赤枠部分が『有限公司』となっています。これは中国企業に名義を借りており、これがいわゆる「代理名義」と言われるアカウントになります。(現在この企業様は自社名義でアカウントを取得されています。)しかし、「名義のアカウント」では何か問題があるのでしょうか?

 

結論から言うと、あります。

 

まず、代理名義のアカウントのメリットとしては、中国に現地法人がなくても、どの日本企業よりも早くWeChat公式アカウントを持てたということです。ですが、大きなデメリットがいくつか挙げられます。

 

「代理名義アカウント」のデメリットとは?

checkmarkアカウント利用料の高額請求

中国企業からアカウントを借りているわけですから、もちろんレンタル料が発生します。
それだけであれば良いのですが、そのアカウントの閲覧数も多くなり人気が出てくると、いきなり利用料を値上げするといった事例もありました。月額100万円以上、なんて悪質な事例もあるほどです。

checkmark 乗っ取り、凍結のリスク

公式アカウントの権利は全て所有者にあります。ですから、アカウントの人気が出てくると、勝手にアカウント名やパスワードを変えられてしまいアカウントが乗っ取られてしまう。またアカウントへのログインには携帯電話での認証が必要なのですが、その携帯を紛失してしまったり、担当者が辞めてしまうなどでアカウントが事実上凍結してしまう、などのリスクが考えられます。

checkmark WeChat公式広告が利用できない

上記2つは極端なリスクですが、これが一番のデメリットになるかといえます。代理名義のアカウントではWeChatが提供している公式広告の利用ができません。結果、アカウントのフォロワーが増えずに、記事を投稿してもフォロワーがいないのでただの独り言に・・・なんていう状況にもなりかねません。

せっかくアカウントを取得したのにこれでは活かしきれません。一方、自社名義のアカウントは上記のリスク、デメリットが一切ありません。現在代理名義で運用している方は自社名義アカウントへの切り替えをお勧めします。

 

まとめ

現在では、ほとんどの日本企業がこの自社名義のアカウントを活用してプロモーションを行っています。闇雲にアカウントを取得してしまうのではなく、こういったリスクなど理解した上でWeChat公式アカウントを取得して活用してみてください。まずは「WeChat/微信」公式アカウントを取得し、中国人ユーザーのフォロワーを獲得、そして有意義なコンテンツとして情報配信することが中国マーケットで成功する最初の一歩となります。

download ダウンロード

WeChatを活用した海外マーケティングをご検討中の方、また期待する効果が得られていない方向けに無料ダウンロードできるホワイトペーパーをご用意しています。
「ゼロから始める中国向けWeChatマーケティングの具体的な進め方」や「簡体字記事コンテンツ制作~運用フロー」「WeChat広告でまずやるべきこと」など、WeChatプロモーションを進めるための詳しい詳細をご紹介しています。御社の中国デジタルマーケティングに、ぜひ本資料をご活用下さい。

ホワイトペーパー-WeChatを活用した中国SNSマーケティング

 

WeChat公式アカウントの開設には、Tencent社への書類提出や中国語の電話審査などの手続きなどが必要ですが、弊社ではネイティブスタッフがしっかりサポートさせていただいています。「ちょっと話を聞いてみたい。」など、是非お気軽にご相談下さい。

執筆者プロフィール


Kaita

宇佐美 海太 マーケティング部マネージャー

弊社の「デジタル x アナログマーケティング、コーポレートブランディング」を統括しています。東京生まれ、南欧育ち。ヨーロッパの生活は1年だけですが、人生が劇的に変わりました。自分を育ててくれた"日本と世界"への感謝を胸に、「日本と世界をつなげること」が生涯のテーマです。趣味はプロレス鑑賞・料理です。