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2022年06月02日

コンテンツ時代到来!「魅力的なコンテンツ」を作ろう
~愛されるコンテンツ作りに必要なポイントとは?~

「魅力的なコンテンツ」を創ろう ~愛されるコンテンツ制作に必要なポイントとは?~KV

インターネット上に情報が溢れる現代、マーケターに求められることは「魅力的なコンテンツで人の心を動かし、自社ブランドを選んでもらうこと」。

と、美しい言葉で表現してみたものの、実際に「魅力的なコンテンツ」とは、どんなものなのでしょうか?

現代のデジタル戦略において、コンテンツマーケティングは、必要不可欠な施策の1つです。しかし、マーケティングの規模が大きくなればなるほど、「コンテンツ作り」は、終わりのない戦場で戦っているかのように、非常に骨の折れる作業です。(はい。汗)

企業の体質にもよりますが、単に「Googleの検索上位を獲得できるコンテンツが、良いコンテンツである」という単純なものでもないとインフォキュービック・ジャパンでは考えています。(事実「Googleで上位を取れれば、競合他社と激似コンテンツでOK。」と考えるクリエイティブカンパニーも多く存在します。)では、ユーザーが本当に読みたくなるような「魅力的なコンテンツ」を作るためには、どうすれば良いのでしょうか?

今回は「コンテンツ」に重点を置いて、デジタルマーケティングにおける「コンテンツ」とはどういうものなのか、「魅力的なコンテンツを作るために押さえておきたいポイント」などを詳しくご紹介していきます。

目次

 

デジタルマーケティングにおける「コンテンツ」とは?

デジタルマーケティングにおける「コンテンツ」とは、ウェブサイト上のブログ記事やインフォグラフィックス・製品ガイド・ホワイトペーパー・事例記事・動画・ポッドキャスト・ソーシャルメディア投稿など、様々なものがあります。

情報溢れるデジタル社会において、魅力的なコンテンツなしでデジタル戦略を立ち上げることは、「帆のない帆船」で大海原に出てしまうようなもの。と、言っても過言ではないほど、デジタル戦略の行方を左右します。ユーザーを惹きつける魅力的なコンテンツは、人々にウェブサイトにアクセスする理由を与え、ウェブサイトに付加価値を与えるものです。

 

コンテンツを活用したマーケティング施策とは?

「魅力的なコンテンツ」を創ろう ~愛されるコンテンツ制作に必要なポイントとは?~KV

コンテンツを活用したマーケティング施策とは、「コンテンツマーケティング」(海外ではインバウンドマーケティングと呼ばれる場合もあります。)と、呼ばれるマーケティング戦略の1つです。

購買ファネルの最上部である潜在層から既存顧客まで幅広いターゲットに向けて、「自社のサービス⇔ユーザーの興味・関心」に関連性があり、価値のあるコンテンツを、最適なプラットフォームを利用してユーザーに共有していきます。

 

「魅力的なコンテンツ」が重要視される理由

一人一台スマホを持つ現代。スマホユーザーのほとんどは、疑問が浮かんだり課題に直面した際に、まず、インターネットの「検索」を利用します。これは、ビジネスの場面であっても同様です。

Demand Gen Reportが実施した、BtoB企業における購買行動調査によると、「ビジネスにおける情報収集や課題に直面した際の情報収集先」として、81%の人が「検索エンジンを利用する」と回答しています。

つまり、「検索」した先に有益な価値のあるコンテンツがあれば、人々はそのサイトを訪れ、そこから学び、新たな顧客となる可能性があります。

魅力的なコンテンツとは?ーBtoB企業の購買行動調査レポート

魅力的なコンテンツを提供することで、オンライン上でより高い可視性を獲得し、顧客から認知されるようになります。逆を言えば、ユーザーに受容されないコンテンツであったり、ただ、単にウェブサイトがインターネット上に存在するだけでは、既に自社ブランド・企業を知っている人以外に見つけてもらうことすら、不可能に近いくなってしまいます。

コンテンツを制作する際は、消費者行動はもちろんのこと人間心理やデザインテクニックなどを取り入れることで、より効果が発揮され、ユーザーを惹きつけ、企業やブランドの価値を創造することが出来ます。価値あるコンテンツを届けることで、ブランドに対する好感度を高め、企業にとってより多くのビジネスチャンスを生み出す可能性があるのです。

そのため制作するコンテンツは、ターゲットとなるユーザーを念頭に「見るべき価値あるもの」であり、ユーザーの具体的な「ニーズ」を満たすものでなければいけません。言い換えれば、マーケターは価値あるコンテンツを作成するにはどうすればいいのか、コンテンツマーケティングの本質である「コンテンツの価値」についてしっかりと理解しておく必要があるのです。

 

魅力的なコンテンツ制作にはこんなメリットが!

魅力的コンテンツとは?魅力的なコンテンツ制作にはこんなメリットが!

ブランドが価値ある魅力的なコンテンツを提供することで、次のようなメリットを得ることができます。

check サイトのトラフィックを増やし、ブランド認知を高めることができる

魅力的なコンテンツはウェブサイトへのトラフィックを増やし、ビジネスにおける売上増大へと繋がります。

ユーザーが直面する課題の解決方法や正しい情報など、潜在顧客のニーズに沿った良質なコンテンツを提供することで、より多くの人がウェブサイトにアクセスするようになります。

もちろん、SEOの観点からのコンテンツ作りは必須になりますが、様々な施策を組み合わせることで、オンライン上でより高い可視性を獲得し、顧客から認知されるようになります。

check ブランドロイヤリティを強化する

有益なコンテンツはユーザーとブランドとの信頼関係を強化します。ユーザーが直面するような課題解決法などのコンテンツは、多くのユーザーの時間やコストを節約することの手助けになります。

ニュースサイトのように、単にユーザーの興味がありそうな情報や事実を伝えるだけでなく、正しい知識や、専門家からのヒントなど有益な情報は、ユーザーとブランドの信頼関係を強化に繋がります。特にブランドとしての歴史が浅いスタートアップや中小企業は、認知拡大とともに、ブランドプレゼンスの確立のために、提供するコンテンツの質に気を配る必要があります。

check 価値あるコンテンツが企業の資産になる

コンテンツには賞味期限はありません。一度サイトに掲載すれば追加料金を支払う必要もなく、担当者が寝ている間でもユーザーに情報を提供し続けてくれます。

もちろん、作成時に外注すれば費用も発生しますし、非常に労力がかかる作業です。(はい。涙)しかし、情報として多少劣化することはありますが、魅力的なコンテンツを作ることで、公開後、数か月経過しても価値が保たれている可能性が高いと言えるでしょう。

check 競合他社との差別化

変化が激しい市場において他社との差別化は、ユーザーを自社サービスへ取り込む上で必要不可欠です。特に小さな企業にとってコンテンツマーケティングは競合他社との差別化を図るための優れたツールとなりえます。

良質なコンテンツにより自社が他社とどのように異なるかを明確に示すことができるます。心に響くメッセージなどを組み込むことで、自社ブランディングとしても力を発揮してくれるはずです。

check 顧客獲得コストを削減

例えば、「問題を解決するためのユニークな解決方法」を紹介したコンテンツは、LinkedInなどの専門家が集う場所で共有される可能性があります。SNS上で共有されたコンテンツは、更に新たなユーザーを呼び込むでしょう。多くの人に届く可能性があるコンテンツは顧客獲得コストを低く抑える可能性があります。

 

魅力的なコンテンツを作成するための7つのポイント

魅力的なコンテンツを創ろう!デジタルマーケティングにおける「コンテンツ」とは?

Point 1:目標(KPI)を設定する

一般的な目標として、Google検索ランキング上位やコンテンツ経由のオーガニック流入増加がよく挙げられます。しかし、企業や業種によってその目標は様々です。

BtoB企業の場合、「販売サイクル」が非常に長いため、潜在的な顧客との繋がりを築くため、「エンゲージメント、ブランド認知」かもしれません。BtoC企業であれば、できるだけ多くの潜在顧客の目に留まる必要があります。Webサイトからの購入を目標とするかもしれません。あるいは、スタートアップ企業は「ブランド認知」を目標とするのが最適かもしれません。

目標を設定する際は、「SMART」というフレームワークを用いて設定します。

  • Specific(具体的であること)
    どのような結果を達成したいのか明確にします。また、達成のために何を活用するのか。
  • Measurable(計測できること)
    定性的・定量的にどれくらい目標を達成できているかを計測できる指標を明確にします。進捗率や達成率が確認できるようにしましょう。
  • Attainable(達成可能であること)
    チャレンジングでありつつ達成可能な目標を設定します。こうすることで課題とその解決のために何をすべきなのかが明確になります。
  • Relevant(適切であること)
    達成しようとしている目標が自社の価値に沿っていることが重要です。これによって優先度を決めることができます。
  • Time bounded(期限を設定する)
    全ての目標には期限があります。現実的な期限を設定することで、必要なリソースをアサインしルールを設けることが可能となります。

 

Point 2:ターゲットを知るflame- logo

誰に対してコンテンツを提供しているのかが不明確である場合、そのコンテンツは闇雲に制作したものと変わりはありません。ターゲットを設定する効果的なフレームワークとして「ペルソナ」を明確にしましょう。

ペルソナを明確に設定することで、ターゲットが何を求め、何によって動かされるのかが明らかになります。ターゲットが求めているものが明確になるため、価値のある魅力的なコンテンツを制作できるようになり、結果としてリード獲得や売上の増大に繋げることができます。

dot BtoC企業の場合、「年齢・性別・嗜好」など、どのような層のユーザーを狙っていくのかを定める必要があります。一定数のターゲット像から共通する「典型的なユーザー像」をプロファイル化して、年齢・居住地・ライフスタイル・コンテンツの好みなどを含めた「詳細な人物像」を定めていきましょう。

dot BtoB企業の場合、BtoC企業と比較すると「成約までにかかる時間」が非常に長いうえ、自社コンテンツを発見してから購買に至るまで、企業に属する様々な役職・役割を持った「複数の人物」が存在します。そのため「異なる階層」の「異なる課題」を持ったユーザーに対応した、コンテンツが必要になります。

 

Point 3:キーワードを調査実施する

冒頭でもお伝えした通り、コンテンツとユーザーとのほとんどのタッチポイントは、「検索エンジンの検索結果ページ」です。実際のキーワード調査なしに、どのような経緯でユーザーが検索しているのか理解することはできません。自社や業界に関するキーワード調査をすると、これまで思いもよらなかったインサイトを見つけることができます。

ターゲット国が海外であっても、キーワード調査の敷居は昔よりも低くなっています。検索バーに実際にキーワードを入力した際に、検索候補を表示してくれるGoogle Suggest や検索ボリュームを調べることが出来るGoogleキーワードプランナーはもちろんのこと、AhrefsSEMRushなどのツールを活用してみましょう。競合他社がコンテンツで獲得しているキーワードを調査することも可能です。

魅力的なコンテンツを作るために~キーワード調査~
<Google Suggest ‐ Googleでの検索結果>

キーワードは、ショートテールはもちろんですが、より具体的なキーワードであるロングテールの方が、ユーザーニーズにマッチしたコンテンツ作りに繋がるでしょう。ウェブサイトの各ページにタイトルタグ・メタディスクリプションに含める必要がありますし、コンテンツの見出し、本文、URLなどにキーワードを含めることも有効です。

 

Point 4:購買ファネルに合わせる

魅力的コンテンツとは?購買ファネル

優れたコンテンツを作るには購買ファンネルを理解しておくことが重要です。購買ファンネルの各ステップ毎に必要とする情報は異なります。また、BtoC ⇔ BtoBでも「成約にかかる時間」は大きく異なります。自社の提供するサービスに合った、購買ファンネルを理解することは、適切な情報を・適切なユーザーに・適切なタイミングで届けるということに直結します。

dot TOFU(Top Of the Funnel )と呼ばれるファネル最上部のユーザーに提供するコンテンツとしては、ブログ記事やポットキャストなどで、より幅広いテーマを取り上げたコンテンツです。

dot MOFU(Middle Of the Funnel )と呼ばれるファネル中層部のユーザーに対しては、既に課題が明確になり、解決法を探しているユーザーかもしれません。ダウンロード可能なホワイトペーパーやインフォグラフィック、ブログ記事、インタラクティブなコンテンツを通じて、自社ビジネスに関連するコンテンツを作りましょう。

dot BOFU(Buttom Of the Funnel )と呼ばれるファネルを下層部のユーザーは、製品やサービスに興味がある人だけが残ります。彼らは既に競合他社や類似製品と比較段階に入っています。自分たちがどのようなサービスが欲しいのかを明確に理解しています。この場合、事例コンテンツやソリューションデモなどのコンテンツを活用することで、自社ビジネスがいかに問題を解決できるかを示すコンテンツが最後の一押しとなります。

 

Point 5:ビジュアルコンテンツを活用する

こちらのブログでもご紹介していますが、人間は「視覚優位」な、生き物です。人間の脳はテキストと比べて、画像の方が6万倍も速く処理することができ、人間の脳に送られる情報の90%は、視覚的なものであることがわかっています。

画像が挿入されているブログ記事はそうでない記事よりも94%以上表示され、画像付きのツイートは、テキストのみの投稿より150%以上多くのリツイートを獲得できるようになります。

画像はオンラインで入手することもできますし、インフォグラフィックであってもCanvaPiktochartVisageなどのツールを活用することで、誰でも簡単に美しいグラフを作成することができます。

 

Point 6:配信チャネルに合わせたコンテンツ最適化 Facebook-logo instagram-logo youtube Tiktok-logo

ソーシャルメディアを運用することで、多くのオーディエンスにリーチすることが可能であり、自社のブログやウェブサイトに遷移させることも出来るでしょう。メールマーケティングは、コンテンツマーケティング戦略のなかでも最も一般的に世界中の多くの企業が活用しています。コロナで対面が出来ない時期にウェビナーは非常に効果的な施策です。様々な手法があるなかで、どのコンテンツをどのツールを活用して、どのようなコンテンツを配信するかを定めましょう。

各チャネルも異なる特徴があるので、各チャネルに合わせてコンテンツを最適化する必要があります。Facebookは、遷移先のコンテンツの要約とリンクを投稿することができます。近年オーガニック投稿のエンゲージメントは下落傾向にあるため、広告でリーチすることが最適かもしれません。Instagram向けのコンテンツは、ビジュアルを意識したコンテンツとハッシュタグ戦略の掛け合わせが最適かもしれません。メールマーケティングを実施する場合は、コンテンツに親和性の高い、キャッチ―なタイトルで開封率を高めるを工夫する必要があるかもしれません。

ターゲットとなるユーザーがどのプラットフォーム上に存在しているかを明確に分析し、配信するチャネルの特性と合致するようにコンテンツを最適化することで、より魅力的なコンテンツに仕上がるはずです。

 

Point 7:分析結果を次のコンテンツに活かす

コンテンツマーケティングはコンテンツを作成して配信して、終わり。というものではありません。どの施策も同じだとは思いますが、やはり重要になってくるのが効果測定→分析→改善のプロセスです。

Google Analyticsや分析ツールなどを活用して、コンテンツのパフォーマンスを確認しましょう。定期的にパフォーマンスを分析することで、ユーザーの反応しているコンテンツの傾向を掴むことができるため、次のコンテンツ制作へと役立てます。

最初に立てた目標を達成するために、主要な指標をいくつかピックアップしておくことをお勧めします。

  • ウェブトラフィック
  • PV
  • CV
  • メール購読数
  • ソーシャルメディアのフォロワー数
  • エンゲージメント
  • コンバージョン率

コンテンツの指標を定期的に評価を行うことで、何がうまく機能し、改善点がどこなのかを判断することができます。リアルタイムで調整を行い、常に新鮮で効果的な施策へと育て上げていきましょう。

 

さいごに

インターネット上では誰でもアクセスできる無数の情報に溢れています。そのような環境下でユーザーの注目を集める効果的な手法として「コンテンツマーケティング」は、重要な役割を果たします。ユーザーに「愛される」魅力的なコンテンツを作成することは、主要な戦術の1つとして、考えていく必要があります。

コンテンツ戦国時代。海外マーケットでは日本とは比べ物にならないほど、多くのコンテンツで溢れています。「SEOで1位が取れればいい」「競合他社と同じでいい」では、情報の波に呑まれてしまうでしょう。マーケターは、コンテンツマーケティングの本質である「コンテンツの価値」についてしっかりと理解しておく必要があるのではないでしょうか。

情報が溢れる現代において、海外ユーザーの心を惹きつけるグローバルマーケティングをお考えでしたら、ぜひお気軽にご相談下さい。お客様ごとに異なるご状況・課題に合わせて最適な戦略をご提案いたします!

海外WEBマーケティングバナー

吉田 真帆

吉田 真帆 マーケティング部 プランナー

当社の「コンテンツマーケティング(企画・記事執筆)、メールマーケティング」を担当しています。オーストラリアの永住権を取得したにも関わらず、思いもよらず日本に帰国。「愛のあるコンテンツ作成」がモットーの一児の母です。趣味はランニング・ヨガ・料理・読書。