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2023年08月10日

LinkedIn企業アカウント開設、完全ガイド
~企業ページ開設から効果的な運用のヒント~

LinkedIn企業アカウント開設から運用のヒントー KV

近年、海外では注目が集まっているBtoB企業と相性の良いソーシャルメディア「LinkedIn」。
これまで多くの企業の関心はFacebookやInstagramに向けられてきましが、最近ではLinkedInに対する企業の関心が高まってきました。

LinkedInは他のSNSとは異なり、経営者や意思決定者といった企業の幹部の多くが選択するソーシャルネットワークであり、BtoB企業と相性が良いことで知られています。特に海外では、非常に多くのユーザーが転職活動などに活用しており、LinkedInを効果的に海外マーケティングに活用することができれば、世界中に自社の情報を的確なターゲットに届ける事ができる無限の可能性を秘めたツールと言っても良いでしょう。

そこで今回は、LinkedInを海外向けビジネスに活用するためのLinkedInの企業アカウントの開設方法から海外ビジネスを加速させるためのLinkedInを効果的に活用するためのヒントをお伝えします!

目次

 

海外向けLinkedIn企業アカウントを開設するメリット

多くの人はLinkedInを求職者と企業をつなぐ「転職プラットフォーム」と見ていますが、LinkedInは新しいビジネス機会を生み出すための効果的なプラットフォームです。LinkedInが海外ビジネスに向いているメリットをいくつかご紹介します。

海外ユーザー数が圧倒的に多い!

2023年7月時点での日本のLinkedInユーザー数は381万人で人口の3%程度と、まだまだ知名度の低いLinkedInですが、海外に目を向けてみると、LinkedInのユーザー数は9億5.000万人を超え、200の国と地域で利用されています。(2023年10月時点)

特にアメリカは最もユーザー数が多く、2023年4月時点で2億人で人口の約60%がLinkedInを利用しています。次いでインド、中国、ブラジル、イギリス、フランス、インドネシア、カナダと続きます。LinkedInは、中国語、アラビア語、ヒンディー語、トルコ語などを含む26の言語で利用できるため、世界中の多様な国と地域で積極的に利用されているのです。

LinkedIn user worldwide 2023.Aug

ユーザーの大半が「ビジネスに興味関心がある」

LinkedInが他のソーシャルメディアと違う大きな特徴と言えば、LinkedInを利用している人々の「ユーザー属性」にあります。

LinkedInのユーザーのうち6,500万人以上が意思決定を行うポジションに就いており、ユーザーの5人中4人がビジネス上の意思決定に関与しているユーザーで構成されています。さらに、LinkedInの月間アクティブユーザーの40%が「毎日LinkedInを利用している」ことを合わせて考慮すれば、企業がLinkedInを効果的に活用することができれば、「毎日数億人を超える役職の就いた専門家に自社をアプローチできる」ということ。

Interpretが実施した調査によると、ユーザーがLinedInアプリを使用する理由は、FacebookやTwitter(現X)と大きく異なり、ビジネスに関わるプロフェッショナルな活用(キャリア・マーケティングなどの明確な目的意識のある活用)であることがわかりました。

LinkedIn Facebook Twitter(現X)
楽しむため 8% 60% 61%
友人との交流 15% 77% 30%
専門家から学ぶ 40% 13% 21%
キャリアを伸ばす 59% 13% 17%
新しい機会を探す 55% 21% 17%

 

この結果からもLinkedInはビジネスに親和性の高いプラットフォームであり、より多くの購入決定者に企業やビジネスをアピールすることができる優れたソーシャルメディアであることがご理解いただけるかと思います。

質の高いリードを獲得できる

LinkedInはリードを生み出すのに最適なネットワークであり、潜在的顧客を的確に特定し成果に結び付けることが可能です。LinkedInの調査によると、SNSから生まれるBtoBリードの約80%はLinkedIn経由であり、Twitterは13%、Facebookは7%と他のプラットフォームに大きな差をつける形でLinkedInのBtoBマーケティングにおける相性の良さは実証されています。

SalesforceパートナーのSimplus は、Webサイトのフォーム入力の70%が LinkedInから直接行われたと述べています。NetBrain Technologies Inc. は、 LinkedIn広告を使用してクリック率を2倍にし、獲得したリードの94%がセールスが質の高いリードであると認めました。HubSpotの調査では、LinkedInの訪問者からリードへのコンバージョン率は2.74%と最高値になっており、Twitterの0.69%、Facebookの0.77%に比較すれば、約3倍という結果となっています。また、リード当たりのコストはGoogle AdWords よりもリードあたりのコストが28%が低くなっています。

加えて、他のソーシャルメディアと比較して『 信頼性の高いソーシャルメディア 』として、ユーザーに認識されているところもLinkedInの大きな魅力の1つです。

 

LinkedIn企業アカウントを開設する方法

では、早速 LinkedInの企業アカウントを開設し、企業ページを作っていきましょう。

LinkedInには個人ページと企業・団体用ページの2種類があります。会社アカウントを開設して企業ページを作るためには、まず個人アカウントの開設が必要になります。もし個人アカウントの開設がまだの場合は、事前に作成しておきましょう。

個人アカウントの開設方法

① メールアドレス・パスワードの設定

個人アカウントを作成するにはまずここからLinkedInの登録ページに移動します。
ここではメールアドレス・使用するパスワードを設定します。登録したメールアドレスに承認コードが届くので承認手続きをすれば、個人アカウントの開設が完成します。

 LinkedIn企業アカウント開設、完全ガイド_LinkedIn企業アカウントを始める

② プロフィールの入力

個人アカウントの開設が完成したら、個人のプロフィールの内容も充実させて個人ページを充実させておきましょう。勤務先、役職、業種、最終学歴、学位、スキル、資格などの情報を入力する事で関連性のある人が表示され、つながりを構築することができます。
プロフィールには必ず本名を使用する必要があります。企業名や別の名前で登録することは許可されていませんので、ご注意ください。また、部署のメールアドレスなども使用しないようにしましょう。
友人などを検索したい場合は「検索バー」にて検索する事も可能です。つながりを構築して個人ページを充実させていきましょう。

企業アカウントを開設する

LinkedInの企業アカウントを開設し、企業ページを持つことは、企業の顔として、LinkedIn上での企業の代表ページになります。企業ページを持つことでユーザーに向けて自社の事業・商品・サービス・求人などの情報を正確に届けることができるようになります。
早速、LinkedInの企業アカウントを開設してきましょう。

① 先ほど登録した個人ページのヘッダー部分・右上に「ビジネス向け」のアイコンをクリックします。
LinkedIn 企業アカウント登録手順

② 出てきたページの最下部までスクロールし「会社ページを作成+」をクリックします。こちらをクリックすると企業ページの作成が開始されます。
LinkedIn 企業アカウント登録手順

③「会社・プロモーションページ・教育機関」の中から該当する企業形態を選択します。今回は企業ページを選択します。

  • 会社:小、中、大規模の企業 ✓
  • プロモーションページ:既存ページに関連するサブページ
  • 教育機関:学校・大学

④ 名前、ウェブサイトURL、ロゴ、プロフィールの詳細などの各種情報を入力します。

LinkedIn 企業アカウント登録 企業情報の入力

⑤ 利用規約を読み、管理権限が自身にあることに同意する場合、検証ボックスに✓マークを入れ、ページを作成します。
これで、企業アカウントの開設が完成しました👏とても簡単に開設することができますね。続いては、企業ページを完成させていきます。

情報を追加してLinkedIn企業ページを完成させる

次に企業ページを作成していきます。企業ページを完成させるために必要な情報の入力・アクションなどは、スーパー管理者ビューまたは、コンテンツ管理者ビューのトップページから確認することができます。

情報・アクションが不足している項目は、下記のように「アクションカード」が管理者ページ上部に表示されるため、アクションカードに沿って情報を入力・アクションを起こしていくことで、ページの完成を目指します。
LinkedIn 企業アカウント登録 企業情報を入力して、企業ページを完成させる
 ※アクションカード_何を行う必要があるかは一目瞭然です。

入力・アクションが必要な項目の詳細は以下の通りです。

check 入力が必要な項目

  • 業種
  • 会社規模
  • 概要:組織の使命・目的・価値観などを説明する用語を含めましょう。その際は、個人的な言葉ではなく、企業のメッセージであり企業の声であることがポイントです。
  • 写真の追加:ロゴやカバー写真を追加します。
  • 企業の取り組み:詳しく明確な言葉で表現することで、企業の信頼性や認知拡大に向けての重要な第一歩となります。
  • ウェブサイトURL:会社ページのURLは、linkedin.com/company/[会社名] という構造になります。
  • 場所:「+場所を追加」で店舗やオフィスの場所を追加します。(複数登録可能)
  • カスタムボタン:ウェブサイトへのURLやお問合せなどの次のアクションを促すためのもの。追跡用のUTMパラメーターも追加しても問題ありません。
  • ハッシュタグ:3つまで追加可能。最適なハッシュタグを選択してください。

check アクションが必要な項目

  • フォロワー数を増やす:企業ページをフォローしてもらうため250人までつながりを招待することが可能です。ブランド認知を高めるための重要なステップとなるため、社員などに企業ページをフォローするように促しましょう。
  • 関連するページをフォロー
  • 初めての投稿
  • 募集中のポジションをシェア
  • 仕事用メールアドレスによる確認

 

lightbulb- idea POINT

企業情報が完全に入力されている企業ページは、完全に入力されていないページと比較して、1週間あたりの閲覧数が30%増加する可能性があると言及されています。企業ロゴ、ディスクリプション、サイトURLなど抜け漏れのないように入力しましょう。

 

企業ページを作る際に注意すること

企業ページを作成して、長期的にLinkedInアカウントを運用していくうえで、注意しなければならないことがいくつかありますので、ご紹介いたします。

企業ページが存在していないことを事前に確認する

過去にLinkedIn上で企業や組織のページが存在していないことを確認しましょう。大企業の場合、事業所や他の部署でLinkedInページを作成している場合があります。既にページが存在している場合は、新たに企業ページを作成することはできないため、管理者アクセス権をリクエストしましょう。

既存ページが別の企業や組織の場合、新しい企業ページを作成することができますが、別のURLである必要があります。

系列企業ページを作成する

買収されたが独立した組織として事業を継続している場合や、系列やイニシアチブを明確にしたい場合などは、LinkedIn企業ページに複数の系列企業ページを含めることができます。

親ページを主として、関連組織や下部組織を系列ページとして紐づけます。ただし、親ページは1つのみとなりますので注意が必要です。

スーパー管理者を追加しておく

何かのトラブルでスーパー管理者がページにアクセスできなくなったり、スーパー管理者が退職した場合に備えて、ページに他のスーパー管理者を必ず追加しておきましょう。何かのトラブルによって誰もLinkedIn企業アカウントにアクセスできなくなった場合、管理者情報を交代・削除などはできません。

 

企業ページ管理者の役割について

LinkedIn企業ページを運用する場合、理解しておきたいのが管理者の役割の違いです。LinkedIn企業ページの管理者には大きく分けて2つの管理者に分けられます。企業ページを管理する「ページ管理者」と広告運用などを行う「ペイドメディア管理者」です。
その中でも細かく管理者がわけられており、それぞれできること、役割が異なるため注意が必要です。詳しく見ていきましょう。

ページ管理者 

  • スーパー管理者:スーパー管理者は最も権限と役割が与えられているメインの管理者です。全ての管理者の追加や削除、製品ページの作成・編集、サードパーティサイトからのコンテンツの投稿など利用可能な全ての管理者権限にアクセスする権限が与えられています。
  • コンテンツ管理者:LinkedInへのコンテンツの投稿、イベントの作成、求人などの作成などが行える権限を持っています。
  • 編集者:おすすめコンテンツの作成と編集、企業ページのパフォーマンス分析、情報のエクスポートを行う権限が与えられています。コンテンツの投稿や求人の作成などはできません。
  • アナリスト:企業ページなどのパフォーマンスを監視する権限が与えられています。「統計データ」タブのみアクセスでき分析の表示とエクスポートが可能です。 (https://www.linkedin.com/help/linkedin/answer/a550647)

有料メディア管理者

  • スポンサードコンテンツ投稿者:LinkedIn広告アカウントにアクセスして、企業の代表として広告コンテンツを作成したり、オーガニック投稿などをスポンサードに設定するなどの権限が与えられています。
  • リード獲得フォーム管理者:キャンペーンマネージャーで作成されたリード獲得フォームからの情報をダウンロードできます。
  • ランディングページ管理者:企業ページに関連付けられたランディングページを作成したり、編集する権限が与えられています。

ページ管理者とペイドメディア管理者を同時に割り当てることも可能です。

 

海外向けLinkedInの効果的な運用方法

ユーザー数が9億5000万人以上に達し、6,300万以上もの企業がLinkedInを活用している現在では、戦略的にLinkedInを運用しなければ、ユーザーにたどり着くことも困難でしょう。LinkedInを効果的に活用するためには以下のポイントを押さえておく必要があります。

ステップ1:目標を設定する

LinkedInを利用してのマーケティングは、ほかのSNSと同じく、目標を設定することから始まります。LinkedInを通して何を達成したいのか、LinkedInを活用する事でどのようなゴールを目指すのかを事前にしっかりと検討し、目標を設定します。マーケティング目標の設定は、SMART目標がよく知られています。SMART目標とは、以下の5つです。

「S」 Specific :具体的で分かりやすい目標となっているか
「M」 Measurable :数値などで測定ができる内容であるか
「A」 Attainable :目標達成が可能である範囲であるか
「R」 Result-based :現実的で成果を重視しているか
「T」 Time-oriented :期限が明確に設定されているか

LinkedInが得意としているデータ分析は、「ブランド認知度の向上」「リードの構築」「ターゲット・オーディエンスとの関わり」であり、これらの要素から目的を設定すると良いでしょう。

ステップ2: ページを共有する

ページが完成したら、企業ページを周囲の人に知らせましょう。知らせ方は会社の全社員にメールで送信したり、その他のSNSなどを活用する方法があります。その際にページのフォロー方法や就職機会、今後の投稿予定などについて説明しするとより効果的です。
ページのフォロワーを増やす一つの方法に、「招待機能」があります。
LinkedInの管理画面右上にある「管理ツール」から「招待する」を選択するだけですので、覚えておくと良いでしょう。

ステップ3:魅力的なコンテンツを作成する

LinkedInはビジネスに関心の高いユーザーが多く、ターゲットが関心を持つコンテンツを共有する場として最適なソーシャルメディアです。画像またはテキストのみのコンテンツではなく、画像を含めたテキストベースのコンテンツをお勧めします。また、動画はほかのコンテンツよりも高いエンゲージメントが得られる傾向があります。スクロールしただけで動画が自動的に再生されるので、ターゲットの注目を集めたいときなどに利用すると良いでしょう。

<LinkedInアルゴリズムは、プラットフォームに投稿されている動画を優先する傾向があるので、投稿する動画はYouTubeビデオなどを共有するのではなく、プラットフォームに直接アップロードすることを推奨します。

ステップ4:一貫した投稿スケジュールを作成する

LinkedInの効果的な運用法_投稿スケジュールを作成する

LinkedInで効果的にマーケティングを展開するには、コンテンツを定期的に投稿することが大前提になります。
LinkedInによれば、月に1回以上投稿する企業は、そうでない企業よりも6倍速くフォロワーを獲得することがわかっています。慣れるまでは無理のない頻度で投稿し、慣れてきたら1日1回を目指しましょう。投稿頻度だけでなく、投稿するタイミングも大切です。訪れるユーザーの時間帯などはLinkedInページによって異なりますので、独自に分析し、最適な時間を割り出すことも忘れないようにしてください。
最適な時間をもとに、投稿時間と、投稿スケジュールを組みましょう。
SNS投稿ツールなどを使用すると複数の投稿について同時に準備することができます。スケジュール変更も管理画面上で簡単にできますので、投稿ツールなどを活用しスムーズに作業を進めましょう。LinkedInでは、毎日投稿が推奨されています。

ステップ5:同僚や従業員と交流する

LinkedIn効果的な運用方法

LinkedInページの「社員リスト」に表示されている同僚や従業員と、LinkedIn上で交流しましょう。企業ページ上での従業員のコメントや交流は企業の信頼性を高め、ブランド認知拡大にもつながります。従業員との交流はLinkedInのマーケティング戦略と成長を拡大する上で最大の資産になる可能性があります。

ステップ6: 多言語表示でグローバル化

現在、LinkedInは、英語や日本語をはじめ中国語、ドイツ語、ロシア語など24ヶ国語に対応しています。
LinkedInでは、メインの言語を設定できるほか、コンテンツごとに言語を設定することも可能です。
コンテンツの表示言語を設定するには、「アカウント」タブの「サイトに関する設定」から、「コンテンツの言語」を選択します。そしてその横にある「変更」をクリックすると、設定が可能になります。
他言語の投稿やコメントを翻訳したい場合は、「あなたが理解できるその他の言語を選択してください」から、翻訳したい言語を1つ以上選択します。

ステップ7: LinkedInライブを配信する

コンテンツに画像や動画を利用すると魅力的なものに仕上がりますが、ライブ配信を活用すると顧客との距離が縮まり、さらに効果的です。

ライブビデオの内容は、インタビューやチャット、ウェビナーなどさまざまな形式があります。仮想イベントとライブビデオを紐づけてコンテンツ作成しているという例もあるなど、工夫次第でオリジナリティ溢れたコンテンツ作成が可能になります。ライブ配信する前にはLinkedIn以外のソーシャルメディアなどを活用し、時間をかけてプロモーションを行いましょう。

ステップ8:LinkedIn Analyticsで解析する

▼ 自社分析

LinkedInでの活動を定期的に続けることと同時に、LinkedInAnalyticsで、LinkedInページの成長をチェックすることも不可欠です。
データの分析は、これまでのマーケティング戦略が的を射たものであるかどうかチェックすると同時に、必要であれば早い段階で戦略の修正を可能にします。
コンテンツの中で最も反応が良かったもの、反対に思うように反応が得られなかったものを確認し、なぜ成功したか・失敗したかについて考察します。実行と検証、そして戦略の調整を繰り返すことが、目標達成への近道になります。

▼ 競合分析

LinkedInでは、競合会社のパフォーマンスをチェックすることもできるのです。
「追跡する会社」セクションでは、調べたい会社の総フォロワー数やページランク、コンテンツ投稿数などが表示されますので、自社と比較して、改善点を発見しましょう。

投稿したコンテンツの中に、反応の良いものがあったら、「スポンサーコンテンツ」として広告宣伝を検討してみてもよいでしょう。費用はかかりますが、適格なターゲティングでより多くのユーザーへアプローチが可能です。

LinkedIn広告に関しての詳細は下記ブログをご覧ください。

 

目標別、本当に効果のあるLinkedIn施策とは?

目標「ブランド認知を高める」

LinkedInを活用して、ブランド認知を高めるためには、ページを完成させたり、LinkedInに実装されている機能を活用することで、コミュニティ内でプレゼンスを高めていきます。

  • 企業ページを完成させる:先述したように、企業ページを完成させることでトラフィックは30%ほど増加する傾向があります。
  • フォローを促す:従業員や関連するユーザーなどに企業ページのフォローを促しましょう。
  • 投稿:LinkedInでは毎日投稿が推奨されています。
  • 投稿へのリアクション:コメント、いいね、共有などブランドに関連する会話に参加しましょう。新しいフォロワー獲得に繋がってきます。
  • 分析:企業アカウントの開設したばかりはアクセス数は伸びませんが、どのような施策が効果があったかを把握するために、企業ページの分析は必須です。

目標「エンゲージメントを向上させる」

LinkedInには企業とユーザーのつながりを強化するためにさまざまな機能が用意されています。ライブイベント、ニュースレター、フォロワーに関連するコンテンツを作成することで、質の高いリードを獲得することに繋がります。エンゲージメント向上のために使用できる機能をご紹介します。

  • ニュースレター:企業はニュースレターの機能を活用して定期的に情報を発信することができます。フォロワーは企業ページのニュースレターを購読することができます。ニュースレターを購読すると記事を公開すると、ニュースレターを購読しているユーザーに通知が行われます。
  • ライブイベント:LinkedInライブでは、対象のメンバーと対象のページに対して、ライブ動画コンテンツをLinkedInプロフフィールや企業ページ、イベントに配信することができます。
  • 記事コンテンツ:自社に関するさまざまなトピックに関する記事を公開することで、業界のなかでのリーダーシップをアピールすることができます。
  • コミュニティハッシュタグ:最大3つまでのハッシュタグをフォローすることで、関連するトピックを見つけて、トピックをコミュニティと共有することができます。ハッシュタグをページに関連付けると、そのハッシュタグが管理画面に表示されます。

目標「リードを創出する」

LinkedInを活用してリードを生み出したい場合、製品ページやサービスページを作ったり、リードジェネレーションフォームを作成することをおススメします。

  • 製品ページを作成する:製品ページではオーディエンスターゲットを絞ったページを作成し、製品情報やオーディエンスが知りたい情報を詰め込みます。
  • リード獲得フォームを使用する:LinkedIn広告を運用する際にリード獲得フォームを添付することで、ユーザーはフォームに担当者やプロフィールが自動で入力されるため、ユーザーがわざわざ入力する手間を省きCVまでスムーズに導く導線を作ることができます。
  • ブースト機能を活用する:ブースト機能を活用することで、理想のオーディエンスだけに投稿を届けることができます。(有料)

 

まとめ

全世界で9億人以上が利用しており、BtoBに非常に相性の良いソーシャルメディア「LinkedIn」。 人材の採用はもちろん、企業の海外マーケティングにおいても、非常にポテンシャルの高いLinkedInを海外向けSNSマーケティングツールとして活用しない手はありません。

LinkedInアカウントの運用やLinkedIn広告の配信など、新たな海外デジタルマーケティングの手段の1つとしてLinkedInを取り入れてみませんか?LinkedInを活用したグローバルマーケティングでお困りのことがございましたら、ぜひ私たちにお申し付けください。

ホワイトペーパー_LinkedIn入門ガイド

吉田 真帆

吉田 真帆 マーケティング部 プランナー

コンテンツ・SNS・メールマーケティングを統括しています。 オーストラリア永住権を取得したにも関わらず、思いもよらず日本に帰国。日本9年を経て、現在はシンガポールからフルリモート中。