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2020年04月06日

世界で成長を続けるアウトストリーム動画広告市場
インストリームとの違いや特徴とは?【後編】

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アウトストリーム動画広告メリット、デメリット後編

 

世界で成長を続けるアウトストリーム動画広告市場
インストリームとの違いや特徴とは?【後編】

 

前編(→こちら)では、インストリームとアウトストリーム動画広告のフォーマットや特徴についてご紹介しましたが、後編となるこの記事では「アウトストリーム動画広告」を利用する上でのメリットデメリットについて、もう少し掘り下げてお話ししたいと思います。

アウトストリーム動画広告を配信するメリットとは?

アウトストリーム動画メリットデメリット後編

なぜ近年、アウトストリーム動画広告の人気が右肩上がりに上昇しているのでしょうか?アウトストリーム広告を配信するメリットをいくつかご紹介いたします。

①広告枠が豊富で配信先が限定されない

インストリーム広告は高確率で見てもらえる一方で「基本的に動画コンテンツ内でしか配信できない」といったデメリットを抱えているため、配信先が極めて限定されています。一方でアウトストリーム動画広告の場合、動画プレイヤーや動画コンテンツに依存する必要がないことから、ページのどの部分でも広告を配信することが可能です。

米国のインターネット広告配信インフラ会社の調査でも、アウトストリーム動画広告のCPM(1分ごとのクリック数)は、通常のディスプレイ広告に比べて数倍高いことが確認されているなど、その広告効果は非常に大きいといえます。さらにアウトストリーム動画広告を配信しているサイト運営者の中には、広告フォーマットを巧みに調整することで、CPMを大幅に向上させているという例もあるようです。

②ディスプレイ広告よりも情報量が多い

アウトストリーム動画広告は基本的にディスプレイ広告が設置できる枠に置くことが可能なので、情報量で優れている分、通常のディスプレイ広告に比べて動画広告の収益を最大化することができます。

このことから、動画広告枠とディスプレイ広告枠を別途設ける必要がないため、高単価な広告を同じ広告枠の中で効率よく配信することが可能です。

③デスクトップPCとスマートフォンの両方で配信できる

アウトストリーム動画広告は「どこでも配信できる」ことが強みです。PCおよびモバイル端末向けサイト、モバイルアプリを問わずにアウトストリーム動画広告を配信することが可能です。

また、広告はそれぞれのコンテンツに沿ってレイアウトが最適化されるため、クオリティを損なわずに広告を配信できるのも長所です。

④異なるユーザー層にアプローチできる

インストリーム広告はその特徴ゆえに、ターゲット層がどうしても動画コンテンツを扱うYoutubeなどのストリーミングサイトのユーザーに限定されてしまいますが、アウトストリーム広告の場合、それ以外の広告枠で配信できることから、動画コンテンツを視聴することがあまりないユーザーに対しても、広告を通じてアプローチできるなどのメリットがあります。

⑤広告費を最小限に抑えることができる

広告を行う上で問題となるのが「コスト」です。通常は広告の視聴数を問わず一定料金を支払うことになりますが、アウトストリーム動画広告では、広告の視聴時間が一定の時間(Google アドワーズの例:広告の面積の50%が2 秒以上表示された場合に「視認可能」とカウントされる)を超えた時にだけ請求が発生するため、視聴回数が少なかった場合でも無駄に費用を費やすこともありません。

 

アウトストリーム動画広告を配信するうえでのデメリットとは?

SNSパラダイムシフト アウトストリ―ム動画

ここまでアウトストリーム動画広告のメリットを複数挙げてきましたが、一方で下記のようなデメリットも存在します。

①投資利益率(Return on Investment)のトラッキングが難しい

プラットフォームのほとんどにおいて、適切なアウトストリーム分析が不足していることから、投資利益率といった重要業績評価指標(Key Performance Indicator)を継続的にトラッキングすることが非常に難しいと言われています。

②べストプラクティスが確立されていない

アウトストリーム動画広告は比較的新しいフォーマットであるため、ほとんどの広告主およびパブリッシャーが未だにそのベストプラクティスを見いだせていない状態であり、本動画広告の可能性をフルに引き出す方法が模索されています。

③一方的な動画の自動再生

アウトストリーム動画広告の特徴といえば、画面に映った時に自動的に動画が読み込まれて再生されることですが、これは言うなれば「強制的に再生される」ということも指しています。

インストリーム広告と比較してユーザーのストレスになりにくく、スキップすることも可能であるものの、意図に反して再生されることには変わりがないため、広告を配信するメディアやSNSなどのユーザー層と、自社のターゲットがマッチしていなければ、期待していた効果は得にくいと言えるでしょう。

④通信環境に左右されてしまう

動画広告を表示したために、閲覧ページ全体の表示が重くなってしまい、ユーザーにページ自体に対して不快感を与えてしまう可能性があります。また、ユーザー側の通信環境によっては観覧ができないといった可能性もあります。

 

まとめ

いかがだったでしょうか?
前編・後編にわたって、今話題のアウトストリーム動画広告をご紹介させて頂きました。誰もが気軽にウェブコンテンツを作れるようになった今、今後はより多くのサイトやアプリが登場することでしょう。そしてそれは、アウトストリーム動画広告を配信できる場所が増える事を意味します。今後も需要が増え続けるであろうアウトストリーム広告に注目です。

世界的に動画の需要が高まっている今日、海外デジタルマーケティングの分野では今後、動画広告をいかに上手く活用し、多くの海外ユーザーを獲得するのかに焦点が当てられることになります。


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執筆者プロフィール


鈴木直貴

鈴木 直貴 

株式会社インフォキュービック・ジャパン Digital Marketing Team Manager 1988年生まれ。中学高校生時代に将棋で全国大会16強に進出。東京理科大学理学部物理学科卒業後、日立グループで官公庁のシステム開発に携わる。グローバル社会での生き残りをかけて、株式会社インフォキュービックジャパンに入社。BtoB,BtoC問わず、大企業の海外向けWEBマーケティング業務を遂行。現在はDigital Marketing Team Managerとして多くの企業様の海外販促を支援している。趣味はボイストレーニング。