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2020年10月21日

「著作権、大丈夫かな…」
自社SNSで写真コンテンツを活用する際に押さえるポイント

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SNSの著作権とは?

SNSでは、画像を含む投稿の方が多くのいいねやシェアを獲得できることはすでに周知の事実です。しかし、SNS投稿のための画像を準備するのは簡単ではありません。中でも最も大きな問題となるのは「著作権」です。

企業が著作権違反を犯した場合、大きな賠償責任が問われる可能性があります。せっかく利益を上げていた企業も、努力が水の泡…ということになりかねません。

そこで本記事ではSNS上で写真を投稿する際に重要となる著作権についてお伝えします。

 

 

画像の著作権とは?

画像の著作権とは、簡単にいえば画像の所有権です。画像が撮影、保存、描写されるとすぐに作成者に自動的に付与される法的な権限です。これは、絵画、地図、写真、デジタルアート、図表などあらゆるものに付与されます。

世界各国において著作権の扱いは様々ですが、日本を含む177ヵ国が世界での著作権に関する標準的条約となるベルヌ条約に則っているため、(例外はあれど)基本的には世界中が同じ基準のもとで著作権を扱っていると考えてよいでしょう。

基準が決まっているのならばそれに準ずるのは簡単だと思うかもしれませんが、実はこの著作権、ものすごく複雑なんです。意図的に違反するのはもちろんアウトですが、著作権に気をつけていたとしても知らないうちに著作権違反になってしまうことがあるのです。

例えば、以下の件では、下記の写真は誰のものになるのでしょうか。

2014年のアカデミー賞の一幕です。ブラッドリークーパーが、エレンデジェネレスの携帯電話を使用し、セルフィーを撮りました。

 

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If only Bradley’s arm was longer. Best photo ever. #oscars

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エレンデジェネレスの携帯電話で撮ったのだから、エレンデジェネレスのものじゃないかと思うかもしれないですが、写真を撮影し生み出したのはブラッドリークーパーになるのです。エレンデジェネレスがInstagramでこの写真を投稿するためには、ブラッドリークーパーの許可を得る必要があるのですね。

このように、著作権は単純に見えて非常に複雑です。しかし、先にも触れたように、企業が著作権違反を犯してしまえば、大きな打撃を受けることもあります。企業でSNSマーケティングを行うのであれば、SNSにおける画像の著作権について正しく理解しておきたいところです。

 

SNSにおける画像の著作権

SNSにおける画像の著作権については、基本的には上記で紹介した、通常の画像の著作権のルールが適用されます。つまり、「自分の所有物でない画像を使う際は、所有者の許可を得る必要がある」のです。それなくして使用してしまえば、著作権違反ということになります。

よくあるのが、自分の所有物ではない画像を投稿に貼り付ける行為です。これは、「複製権」の侵害に当たりますので、訴えられれば負けますし、何より違反行為なのでやめましょう。

他人が所持する写真を利用したい場合は「引用」という方法もありますが、「引用」にもルールがあり、文字制限などがあるSNSで行うことは困難と言わざるを得ません。そのため、SNSで画像投稿する際は、以下の3つの方法から選ぶことをお勧めします。

checkmark 自社が所有権を有している写真を用いる

checkmark 他人が所有権を有している写真を使いたい場合は必ず相手の承諾を得るようにし、
相手が要求した方法に従って掲載する(有料の画像購入サイトもこの枠に入ります)

checkmark 著作権フリーの画像サイトの画像を用いる

この3つの写真利用の方法であれば、企業SNSを安全に運用することができます。これらの方法では自分が欲しい写真を得られないこともあるかとは思いますが、その際は妥協するしかありません。もしくは、その写真が掲載されているウェブサイトのURLを掲載し、利用者をそのサイトに誘導することぐらいでしょうか。写真以外にも、図や表の無断掲載は著作権違反となりますので、企業SNSを運用する際には絶対にしてはいけません。

 

SNSに投稿する画像が得られるおすすめサイト紹介

あなたのほしい写真が必ず見つかるという保証はありませんが、現在、多くの写真素材サイトが存在しますので、それらの中からいくつかのサイトを紹介します。これらのサイトを確認することで、あなたの望む画像を得られる確率は非常に高くなるでしょう。

Google Advanced Image Search

Google Advanced Image Searchは、Google上で条件にあった画像を検索できる非常に便利なサイトです。「使用権」のカテゴリーにおいて無料や有料、商用利用の可否など、SNSでの利用に関する際に重要な点をフィルタリングできるため、条件にあった画像を探し出すのに非常に優れています。

 

Flickr

Flickrは、世界的に人気のある写真・画像素材サイトです。見栄えにこだわった多くの写真が無料で利用できるのに加え、検索時にライセンスの項目を変更することで、条件にあった写真・画像を容易に見つけ出すことができます。

 

Getty Images

細かい条件にまでこだわりたいという方は、2億枚以上の写真を所有するGetty Imagesもおすすめです。ユーザーの要求に真にマッチした写真を提供すべく、日々多くの写真が追加されています。こんな写真まであるの!?と驚くこと間違いありません。Getty Imagesは有料サービスとなりますが、他社と異なった写真を使いたいという企業には、選択肢の1つとなるのではないでしょうか。

 

終わりに

昨今、企業におけるSNSの活用は、ブランド価値や売り上げを伸ばすための非常に有効な方法である一方、著作権の侵害による法的問題が多発しているのも現状です。SNSマーケティングを行う場合には、著作権に対する正しい理解をした上で、さらに攻めるマーケティングが必要になります。

もし、あなたの企業がSNSマーケティングに注力しようと考えておられるようでしたら、SNSマーケティングに関して多くの知見を有する弊社まで、ぜひお気軽にお問い合わせください。

 

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執筆者プロフィール


Kaita

宇佐美 海太 マーケティング部マネージャー

弊社の「デジタル x アナログマーケティング、コーポレートブランディング」を統括しています。東京生まれ、南欧育ち。ヨーロッパの生活は1年だけですが、人生が劇的に変わりました。自分を育ててくれた"日本と世界"への感謝を胸に、「日本と世界をつなげること」が生涯のテーマです。趣味はプロレス鑑賞・料理です。