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2019年11月08日

【開催レポート】日本と世界がデジタルでつながる、1日限りのグローバルマーケティング空間 GLOBAL MARKETING WORLD 2019を開催!

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令和元年10月15日、4,000万人に迫る訪日観光客やグローバルメジャーと対峙する日本企業様が1社でも多く世界に挑戦していくことをめざすため、「日本」と「世界」を結ぶグローバルマーケティングに関する情報・企業が一同に集結するイベント【GLOBAL MARKETING WORLD 2019】を、渋谷ソラスタカンファレンス (東京都渋谷区)にて開催いたしました。

今回が初開催となった本イベントでは、日本企業の海外進出(海外マーケティング/グローバルマーケティング)を支援する、アウトバウンド/インバウンドの分野におけるリーディングカンパニーから現場経験豊富な講師が集結し、複数の特別セッション(セミナー)を開講しました。

【ROOM A】では海外マーケティングの中でもアウトバウンドを、【ROOM B】では海外マーケティングの中でもインバウンドをテーマにした実践的なセッションをそれぞれ展開。海外進出をめざすなら、そのどちらにも目を向けることが重要なことは言うまでもありません。受講者の皆様は希望するセッションを選んで自由に受講できるスタイルでしたが、ROOM A・Bの各セッションを通して受講すると、アウトバウンド・インバウンドそれぞれのストーリーが完成する仕掛けも。
当日は幅広い業界から500名以上のマーケターの皆様が申込みされ、すべてのセッションが「満員御礼」となる盛況ぶりでした。本開催レポートを通して、当日参加できなかったマーケターの皆様に向け、各セッションのダイジェストをお届けします。

 

基調講演

テーマ:【Society 5.0における、グローバル・マーケティングの再定義 ~ 今、すべてのマーケッターが知るべき「新しい潮流」とは?】

講師:経営コンサルタント
アルマ・クリエイション株式会社 CEO
神田 昌典 氏

各セッションに先駆けて行われたKEY NOTE (基調講演)では、海外研究者と提携して創造的問題解決法を日本に導入し、「マーケティング」と「教育」でイノベーションを牽引してきた「アルマ・クリエイション株式会社」のCEO 神田 昌典 氏より、「デジタルの向かう先がグローバルではなくローカルに向かったとき、グローバルマーケターの役割はどう変化するのか?」という、私たちマーケターの新しい役割についての提言をいただきました。

講演では、アジア各国各分野のリーダー3,500人が国境のない船上に集いアジアの未来について語り合うプロジェクト「ASIA UNITY」や、教育改革、反グローバル化に向かう潮流などに言及。そして「予測困難な時代を迎える中、子供たちの教育がとても重要になってくる」とした上で、超高齢社会を解決するためのひとつの策として、2025年に開催される大阪万博に向け、産学が連携して全国に1,000社のベンチャーを作ることなどを提言されました。日本企業の海外進出を進めるにあたり、スタートアップを強化するのが狙いです。
また、「才能を結集することにより、アジア各国の多様性と共通性を十分に理解した若手リーダーたちを大量に排出し、新しいビジネスやテクノロジーを生み出せば、アジアの平和はもとより世界の貧困解消に向けた社会活動も活発化するだろう」と話されました。

 

アウトバウンド

テーマ:【Facebook・Instagramで行う海外コーポレートブランディング】

講師:フェイスブック ジャパン Global Marketing Solutions
小川 絢子 氏

フェイスブック ジャパン様からは、世界最大のソーシャルメディア「Facebook」と視覚に訴える「Instagram」を活用した海外ブランディングについてのセッションです。

小川氏によると、Facebook・Instagramでの海外配信は追加のコストがかからず、ターゲティングの変更も容易で、かつ海外市場向けの広告配信も特別な設定が不要なこと、また海外から商品購入をしている人が増えている国の多くはFacebook社が提供するアプリを毎週利用していることが分かっていることなどから、「海外マーケティング/グローバルマーケティングで企業認知度を高めて顧客を獲得したいけれど、ハードルが高そう」とお悩みの企業様こそ活用すべきと解説していただきました。
もちろん講義では、Facebookの無料ツールを使ったターゲティング手法や、海外マーケティング/グローバルマーケティングの中でFacebook・Instagramを使って効果的かつ簡単にできる海外コーポレートブランディング施策などSNSを通じて海外での企業認知を高めるコツや成功事例などを多数紹介していただきました。

 

アウトバウンド

テーマ:【B2BマーケティングにおけるMeasurement の考え方】

講師:LinkedIn
Head of Japan & Korea, Marketing Solutions
堀 母日花 氏

LinkedIn様からは、ビジネス特化型SNS「LinkedIn」による、デジタルマーケティング(海外マーケティング/グローバルマーケティング)の中で最も重要なカギを握ると言っても過言ではない、マーケティング分析についてです。

キャンペーンのパフォーマンスやレポートの検証など、様々な観点で行われているROIの検証ですが、LinkedInではキャンペーンから見えるインサイトを分析し、より高い効果を上げられるようサポートしてます。
今回のセッションでは、効果の考え方やレポートの見方、インサイトの活用までをご紹介いただきました。LinkedInをはじめとした海外進出に欠かせない全てのSNSマーケティングに通じる内容でした。

 

アウトバウンド

テーマ:【グローバルB2Bビジネス成功への道筋~デジタルマーケティング×デジタルセールスで実現する未来「The Revenue Engine」~】

講師:株式会社 富士通総研 コンサルティング本部
マネジングコンサルタント
塩田 好伸 氏

アウトバウンドのセッションの締めくくりは、富士通グループのシンクタンクである「富士通総研」でマネジングコンサルタントとして業務改革やシステム企画のコンサルティングに従事する塩田氏による、グローバルB2Bビジネスの課題についてのセッションです。

まず塩田氏は「少ないリソース、物理的に何度も訪問できない前提条件で、いかに効率的に商談を掘り起こし、受注するか?」と問題提起し、その答えとして「グローバルでは、日本とは文化の違いや営業体制、担当エリアの広さといった前提条件が異なるため、従来型営業スタイルでは通用せず、各国(エリア)に対応したセールス&マーケティングが求められている。そうした数々の問題を解決する手段はデジタルマーケティング×デジタルセールスにあり、少ないリソースでグローバルでの売上を効率的に作り出すにはマーケティングとセールスのプロセス全体のデジタルトランスフォーメーションが必要である」と話されました。
その後、グローバルB2Bビジネスを成功に導くための勘所を、数々の事例を交えてご紹介いただき、【ROOM A】のセッションが終了しました。

いずれのセッションも、これから海外進出をめざそうという日本企業様をはじめ、すでに海外で成功されている企業様にとっても今後のマーケティング戦略の一助となるであろう充実した内容でした。

続いて、海外マーケティング/グローバルマーケティングの中でも、「インバウンド」をテーマにした実践的なセッションを繰り広げた【ROOM B】の様子をお伝えしていきましょう。

 

インバウンド

テーマ:【Facebook・Instagramでインバウンドマーケティングを最適化!】

講師:フェイスブック ジャパン Global Marketing Solutions
小川 絢子 氏

「インバウンド」のセッションは、「アウトバウンド」のセッションで海外ブランディングについてお話しいただいた小川氏による、Facebookでの効果的なインバウンドマーケティング手法からスタートしました。

セッションの冒頭でまずFacebookやInstagramといったフェイスブックジャパンが展開するプラットフォームがインバウンド施策に効果的な理由について、ユーザーはインターネット人口の70%にあたる27億人にのぼることや、「Facebookのコンテンツが購買に影響している」と応えていることなどに言及しました。
そして「世界中の多くの人に使ってもらっているからこそ、狙うターゲットへリーチできるのはもちろんのこと、低めのコストでリーチを獲得することも可能です」、また「FacebookとInstagram、世界で最も使われているメッセンジャーアプリとなったMessengerは、海外ユーザーが旅マエ・旅ナカで情報収集したり、旅アトで情報発信する際に多く利用され、訪日観光客を含む海外の旅行者には欠かせないデジタルツールとなっています」とした上で、FacebookやInstagramの広告を使ってインバウンド(訪日観光客)の需要をしっかり取り込んでいく方法や、海外のSNSトレンド、広告パフォーマンスを最大化するためのコツなどを解説。そのほか、成功事例のご紹介などもあり、海外マーケティング/グローバルマーケティングに今すぐ役立つ内容が満載でした。

 

インバウンド

テーマ:【2020年東京五輪に来る中国人観光客を的確にとらえるデジタル戦略
~The Winning Strategy~】

講師:iClick Interactive Asia Group Limited
Lucy Zhao 氏

iClick Interactive Asia Group Limitedの講師はZhao氏です。「iClick」と言えば、海外マーケティング/グローバルマーケティングを進める企業のマーケターの皆様はよく御存じかと思いますが、世界中のマーケターと中国のオーディエンスを繋ぐ中国最大の独立したオンラインマーケティング技術プラットフォームを提供する企業です。

Zhao氏によると、中国では人口約14億人の70%以上にデジタルデバイスが普及し「デジタル」「観光」「海外ショッピング」の各分野で世界最大の市場になろうとしているものの、そうした中国の最新事情は日本には断片的にしか伝わっていないと言います。そして収益率の高い中国市場に参入したい日本企業やブランドにとっては、この特殊性が大きな壁となっています。そのため、中国からの訪日観光客の特性や行動パターンを理解しておくことは中国市場を制するために不可欠とのことです。
今回のセッションでは、そうした中国の“最新デジタル事情”を解説した上で、「中国からの訪日観光客」、特に「東京オリンピック・パラリンピックを目的に来日する裕福な中国人観光客」を的確にとらえるためのデジタル戦略と事例についてご紹介いただきました。

 

インバウンド

テーマ:【アリババが実現する、中国事情を踏まえたビジネスチャンスを逃さないDigital Marketing for China】
講師:アリババクラウドインターナショナルジャパン

ビジネスディベロップメントマネージャー
犬塚 智 氏

「インバウンド」の締めくくりは、世界最大のB2Bトレーディングプラットホームである「アリババ」が提供するソリューションを通じた、中国独特のデジタル事情を踏まえた最適なデジタルマーケティングについてのセッションです。
日本の企業様が海外マーケティング/グローバルマーケティングを進める上で、日本製品の人気がますます高まり、成長の一途をたどる中国市場はとても魅力的なもの。当然、今回のセッションへの注目度もとても高いものでした。

犬塚氏によると、中国市場に対する自社ビジネスのインバウンド/アウトバウンド対策を進める日本企業様は年々増加していますが、一方で、満足できる結果が得られていない企業様も少なくないそう。そんな時、「アリババクラウド」であれば、中国法規制に対応するICPライセンスをクリアした日本企業様の中国向けコーポレートサイトや観光情報サイトなどを制作できる上、中国法規制に対応するICPライセンスの申請に必要なすべてのステップをコンソール画面からオンラインで対応可能。
そのほか、中国国内No.1のマーケットシェアと豊富な実績を誇る「アリババクラウド」ならではの優位性を生かしたソリューションについて詳しく解説していただきました。中国からの訪日観光客のみならず中国の巨大なマーケットを攻略するための策を探しているマーケターの皆さんはたくさんのヒントを得られたことでしょう。

インフォキュービック・ジャパンは、今後もデジタルマーケティングに造詣の深い講師を迎えたセミナーを定期的に開催して参ります

目前に迫った東京オリンピック・パラリンピック、2025年の大阪万博といったグローバル規模の大会開催を控え、今後ますます世界から注目されていく日本で、デジタルマーケティングの重要性は高まるばかりです。今後もインフォキュービック・ジャパンは、海外マーケティングに関する実績豊富な講師を迎え、定期的にセミナーを開催して参りますのでご期待ください。

 

【イベント概要】
■名 称 : GLOBAL MARKETING WORLD 2019
■日 時 : 2019年10月15日(火) 10:00~16:00 ※開場09:30
■会 場 : 渋谷ソラスタコンファレンス (東京都渋谷区道玄坂1-21-1)
■参加料 : 無料(事前登録制)
■主 催 : 株式会社インフォキュービック・ジャパン

執筆者プロフィール


Kaita

宇佐美 海太 マーケティング部マネージャー

弊社の「デジタル x アナログマーケティング、コーポレートブランディング」を統括しています。東京生まれ、南欧育ち。ヨーロッパの生活は1年だけですが、人生が劇的に変わりました。自分を育ててくれた"日本と世界"への感謝を胸に、「日本と世界をつなげること」が生涯のテーマです。趣味はプロレス鑑賞・料理です。