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2019年10月24日

あなたは知ってる?
「あまり日本人が知らない」世界の検索エンジン30選

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検索エンジンのシェアは、世界的にGoogleが圧倒的なシェアを占めています。海外マーケティングを効率的に進めるために、まずはGoogleの効果的な活用が重要であるといえるでしょう。一方、多くの企業がGoogleを軸に海外戦略を進めるため、たくさんの競合が存在しています。

海外マーケティングを進める際、もしターゲットとまする国が決まっているならば、その国で人気の検索エンジンを利用することが海外戦略を成功に導くファーストステップとなるでしょう。

そこで本記事では、海外マーケティングを行う際に重要な検索エンジンに関し、あまり日本人が知らない検索エンジン30選を紹介します。

 

世界の広範囲で利用されている検索エンジン

1.Baidu 中国

グレートファイアウォールによるネット検閲システムが働いている中国で約70%のシェアを占めるといわれている、中国で最も利用されている検索エンジンです。中国マーケットに関心のある外国人の利用も増えてきていることから、世界的にも知名度が向上している検索エンジンの1つです。

世界の検索エンジン30選-baidu

 

2.Ask.com アメリカ

アメリカで開発された検索エンジンです。2010年に検索エンジンの新規機能に関する開発は終了しましたが、現在でも検索エンジン機能は利用でき、アメリカ国民を中心に利用されています。また、日本語を始めとした多言語での検索が可能であることから、世界においても一定の需要を獲得しています。

世界の検索エンジン30選-Ask.com

 

3.DuckDuckGo アメリカ

アメリカで開発された検索エンジンで、最大の特徴は、利用者のプライバシー保護に特化しているということです。最近の検索エンジンは、利用者の検索履歴が自動追跡される仕組みになっていますが、「DuckDuckGo」では履歴が一切残らないため、プライバシーに重点を置く人々に利用され、急激に人気が高まってきている今注目の検索エンジンです。

世界の検索エンジン30選-DuckDuckGo

 

4.Ecosia ドイツ

ドイツのスタートアップが設計した検索エンジンです。ユーザーがEcosiaを利用して検索を行うことでEcosiaは広告費を獲得できるのですが、その広告費収入の80%を世界中の自然保護団体に寄付することで、植樹活動を支援しています。検索エンジンとエコが連携した画期的な検索エンジンといわれており、ヨーロッパを中心に利用者が急増しています。

世界の検索エンジン30選-Ecosia

 

5.Yandex ロシア

ロシアで設計された検索エンジンで、ロシアにローカライズされた機能に加え、無料メールや地図、音楽配信などが利用できるため、ロシア国内ではGoogleとトップを争う人気検索エンジンです。
世界の検索エンジン30選-Yandex

 

6.Wolfram Alpha イギリス

イギリスの論理物理学者によって作成された知識検索エンジンで2009年に利用が開始されました。通常の検索エンジンでは入力したキーワードに関連した検索結果が表示されますが、Wolfram Alphaは数学に関連した質問の問いを回答するというユニークなシステムが基盤に置かれており、この機能が様々に代用され検索エンジンとしての働きも担っています。

世界の検索エンジン30選-Wolfram Alpha

 

7.Startpage.com オランダ

ユーザーの検索結果を追跡しない「世界で最もプライベートな検索エンジン」をキャッチフレーズに人気を獲得している検索エンジン「Startpage.com」は、オランダに拠点を置いています。検索結果はGoogleの検索結果を利用していますが、Start Pageがプロキシとして機能してくれるので、検索履歴がGoogleに残らない点が世界で最もプライベートな検索エンジンと呼ばれる所以です。
世界の検索エンジン30選-Startpage.com

 

8.Qwant フランス

フランスに拠点を置く検索エンジンで、プライバシーの保護に重点を置いています。フランス政府は、プライバシーの観点からQuantの利用を推進しており、フランスを中心としたヨーロッパ諸国で徐々に人気が出始めている検索エンジンです。

世界の検索エンジン30選-Quant

 

9.WebCrawler アメリカ

アメリカに拠点を置く検索エンジンで、GoogleやYahoo!、Bingなどの有名な検索エンジンの検索結果を混合したメタ検索エンジンとして有名です。Googleと比べ、リスティング広告が非常にはっきりと示されているため、検索結果と広告の境界が非常に分かりやすい検索エンジンです。

世界の検索エンジン30選-WebCrawler

 

10.Dogpile アメリカ

様々な検索エンジンの結果を統合して示すメタ検索エンジンとして有名です。WWW、Usenet、FTBを同時に、もしくは別々に検索できることが特徴です。アメリカ発の検索エンジンで、現在アメリカ国内でのシェアはほんのわずかとのことですが、検索結果をバランスよく表示することから一部のファンに利用されている検索エンジンです。

世界の検索エンジン30選-Dogpile

 

11.AOL アメリカ

アメリカ発の検索エンジンで、2000年代に急成長を遂げ一時はGoogleを脅かす存在になるともいわれた検索エンジンですが、世界およびアメリカでのシェアは現在低調です。検索結果にはリスティング広告が表示されない点は特徴の一つです。

世界の検索エンジン30選-AOL

 

12.Metacrawler アメリカ

アメリカに拠点を置く検索エンジンで、Google、Yahoo!、bing、Ask.comなどのアメリカ発の世界主要検索エンジンを統合したメタ検索エンジンとして知られていましたが、2017年に独自の検索エンジンとして再スタートを切り、今後の動きに注目が集まっています。

世界の検索エンジン30選-Metacrawler

13.Lycos アメリカ

アメリカに拠点を置く検索エンジンで、アメリカを中心に世界各国にて利用されていますが、現在、国によっては検索結果が表示されない状態になっています。過去に、様々な国の企業によって買収されながらも知名度を獲得していった独特な背景を持つ検索エンジンです。

世界の検索エンジン30選-Lycos

 

特定の地域で活用されている検索エンジン

14.Maktoob アラブ首長国連邦

アラブ首長国連邦のドバイに拠点を置くオンラインサービス会社が提供する検索エンジンです。2009年にYahoo!によって買収されましたが、現在もアラビア語を公用語とする地域において人気の検索エンジンです。

世界の検索エンジン30選-Maktoob

 

15.Pipilika バングラディッシュ

バングラディッシュに拠点を置く検索エンジンで、バングラディッシュの公用語ベンガル語と英語による検索が可能です。バングラディッシュ初の検索エンジンとしても知られ、英語よりもベンガル語の検索結果を上位に持ってくることから、ベンガル語が利用されている地域では人気の検索エンジンです。

世界の検索エンジン30選-Maktoob

 

16.Seznam チェコ

チェコ共和国に拠点を置く検索エンジンで、チェコで初めての検索エンジンとして注目を集めました。チェコ国内では、Googleと同程度のシェアがあるといわれ、中国のBaiduやロシアのYandexと同様に、世界で見ても非常に珍しい例の1つです。

世界の検索エンジン30選-Seznam

 

17.Fireball ドイツ

ドイツのベルリンに拠点を置く検索エンジンで、ドイツ語、英語での検索が可能です。1996年に設立された当初は、ドイツ国内で非常に人気の高い検索エンジンでしたが、その後、Googleの台頭により勢いを失いました。しかし、2016年に独立した企業として再スタートを切り、今後の戦略に注目が集まっています。

世界の検索エンジン30選-Fireball

 

18.WEB.DE ドイツ

ドイツ発の検索エンジンです。ドイツ語の検索に強いことに加え、「WEB.DE」はポータルサイトとしても人気のため、ドイツ国内において一定の人気を獲得しています。

世界の検索エンジン30選-WEB.DE

 

19.Leit.is アイスランド

アイスランドで設立された検索エンジンで、アイスランド語および英語での検索が可能です。アイスランド国内でも第1位のシェアはGoogleですが、Leit.isのシェアがGoogleに均衡しているといわれており、今後の動きに注目が集まっています。

世界の検索エンジン30選-Leit.is

 

20.Rediff インド

インドのムンバイに拠点を置く検索エンジンで、1996年に設立された後、現在はバンガロール、ニューデリー、ニューヨークにオフィスを構えるなど、着実に拡大を図っています。インド国内ではGoogleのシェアが9割を超えているため、Rediffのシェアはごくわずかな割合ですが、約14億の人口を抱えるインド発の検索エンジンということもあり、今後の動向に注目したいところです。

世界の検索エンジン30選-Rediff

 

21.Walla! イスラエル

イスラエルで設計された検索エンジンで、ヘブライ語に対応しています。イスラエル国内ではGoogleのシェアが約90%を占めており、「Walla!」のシェアは10%未満といわれていますが、イスラエルはスタートアップ大国としても知られており、今後「Walla!」を始めとしたイスラエル発の検索エンジンの世界的知名度が向上することは十分考えられるでしょう。

世界の検索エンジン30選-Walla!

 

22.Naver 韓国

韓国発の検索エンジンで、国内のシェアはGoogleに続く第2位で約30%といわれています。検索システムがGoogleとは異なり、検索結果をブログやYAHOO!JAPAN知恵袋に該当するQ&Aサービス「知識iN」、Naverショッピングなど関連分野ごとに分類して検索してくれるため、非常に使い勝手のよい検索エンジンとして知られ、韓国国内では大きな需要があります。

世界の検索エンジン30選-Naver

 

23.Daum 韓国

韓国発の検索エンジンで、シェア第3位、約10%弱といわれていますが、現在は韓国の人気アプリ「カカオトーク」と連携し、カカオトークアプリ内の言葉に関する検索結果が容易に確認できるようになりました。新たな戦略とともに、今後どのような成長をみせるのかに注目が集まります。

世界の検索エンジン30選-Daum

 

24.Egerin スウェーデン

スウェーデンに住むクルド人によって設計された検索エンジンとして知られています。主要検索エンジンではクルド語を使用できないものも多く、クルド人が容易にクルド語で検索できる検索エンジンを作成したいという思いから設計されました。検索にはBingの検索システムを利用しています。

世界の検索エンジン30選-Egerin

 

25.Rambler ロシア

ロシア発の検索エンジンです。ロシアでは、先に紹介したYandexとGoogleが大きなシェアを獲得していますが、それらに続く人気を獲得している検索エンジンです。

世界の検索エンジン30選-Rambler

 

26.Najdi.si スロベニア

スロベニア発の検索エンジンです。母国語であるスロベニア語での検索に強く、スロベニアでは多くの人に愛用されています。

世界の検索エンジン30選-Najdi.si

 

27.Search.ch スイス

スイス発の検索エンジンです。スイスの公用語の1つであるロマンシュ語による検索もできるため、スイス国内では一定の需要がある検索エンジンです。

世界の検索エンジン30選-Search.ch

 

28.Ilse オランダ

オランダで初めての検索エンジンとして知られています。オランダ国内では、GoogleとBingで約98%のシェアを占めるため、Ilseの利用は稀ですが、オランダ語に強い検索エンジンであるため、一部の人たちによって利用されています。

世界の検索エンジン30選-Ilse

 

29.Entireweb スウェーデン

スウェーデン発の検索エンジンです。スウェーデンでも、検索エンジンシェアの上位をGoogleとBingが占めていますが、Entirewebはスウェーデン語と英語での検索が可能であるため、一部の人々によって利用されています。

世界の検索エンジン30選-Entireweb

 

30.Coc Coc ベトナム

ベトナム初の検索エンジンで、2013年にリリースされた比較的新しい検索エンジンですが、ベトナム国内での利用に焦点を絞って展開することで人気を獲得し、現在ベトナム国内ではGoogleに次ぐ第2位のシェア(約6%)を誇ります。

世界の検索エンジン30選-Coc Coc

終わりに

Googleが各国の検索エンジンシェアを独占する中、特定の言語に焦点を絞ったり、エコの視点を取り入れたり、広告掲載に独自性を持たせたりしている検索エンジンについては、利用が拡大してものもあるようです。どの検索エンジンを軸に海外マーケティングを進めていくのかについては事前によく吟味する必要があります。

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執筆者プロフィール


Kaita

宇佐美 海太 マーケティング部マネージャー

弊社の「デジタル x アナログマーケティング、コーポレートブランディング」を統括しています。東京生まれ、南欧育ち。ヨーロッパの生活は1年だけですが、人生が劇的に変わりました。自分を育ててくれた"日本と世界"への感謝を胸に、「日本と世界をつなげること」が生涯のテーマです。趣味はプロレス鑑賞・料理です。