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2022年07月13日

【2022年】知っておくべきPinterest統計データ
海外マーケに効果大!

Pinterest KV

Pinterestは2009年に米国でスタートした、世界で人気のソーシャルメディアの1つです。日本市場での月間アクティブユーザーは870万人程度ですが、世界に目を向けてみると、月間アクティブユーザーは4億人を超え、その数は今でも急速に増え続けている人気のソーシャルメディアです。

Pinterestの大きな特徴は、主に画像や動画等のコンテンツを検索する「ビジュアル検索プラットフォーム」であるという点です。ユーザーは新しいアイデアやインスピレーションを与えるお気に入りのコンテンツを見つけると「Pin」として自分の掲示板に張り付けることができます。張り付けたPinは後からでも振り返ることができます。他ユーザーの掲示板をフォローすることもでき、フォローを通じて他ユーザーと交流できるようになっています。

PinterestはInstagramやTwitterと比べると日本国内においてはあまり馴染みがないかもしれませんが、世界では多くのブランド・企業がデジタルマーケティング施策として積極的にPinterestを活用しています。Pinterestは世界で最も人気のあるプラットフォームではありませんが、マーケターにとって非常に可能性の秘めたツールなのです。

今回は、様々な統計データに基づきPinterestが企業の海外マーケティング戦略に、どのように役立つかの洞察を明確にしていきたいと思います!

 

Pinterest「ユーザー」に関する統計データ

Pinterest ユーザーに関する統計データ

1.月間アクティブユーザーは4.43億人以上

2020年Q1からQ2にかけて+13.4%の月間アクティブユーザー数を達成しており、2020年は成長著しい年でした。

2021年Q1に過去最高の4.78億人の月間アクティブユーザー数に到達しましたが、新型コロナの影響により同年Q4には4.31億人にまで減少しました。しかし、2022年Q1時点では4.33億人まで回復し、以前成長が見込まれています。

 

2.男女比率は、男性が15.3%、女性が76.7%

2022年1月時点での男女比率は女性ユーザーが76.7%、男性ユーザーが15.3%で、残りの8%は未特定でした。他のソーシャルメディアと比較してもPinterestは女性ユーザーが男性ユーザーよりも圧倒的に多いのが大きな特徴です。

ちなみに、Facebookは男性56.8%、女性43.2%(2021年時点)、LinkedInは男性57%、女性が43%でした。

Distribution of Pinterest users worldwide as of January 2022, by gender

 

3.男性ユーザーが40%も増加!

女性ユーザーが圧倒的に多いPinterestですが、2020年は対前年比で40%も男性ユーザー数が伸びています。この成長率もPinterestを大きく特徴付ける一つです。

 

4.Pinterestユーザーの3分の1は「ミレニアル世代

年齢別で見てみると、25-34歳の「ミレニアル世代」が39.1%を占めています。(うち女性が29.1%!)次いで、18-24歳が20%、25-44歳が17.1%と続きます。

最も少ないユーザー層は65歳以上で、全体の4%となっています。

 

5.国別ユーザー数 No.1は、「アメリカ」united-states flag

Pinterestユーザー数を国別で見るとアメリカが他国を圧倒するユーザー数を誇ります。その数なんと8635万人。2位のブラジルを大きく引き離し、圧倒的なユーザー数を誇ります。

以下が2022年1月時点の国別ユーザー数トップ10です。

  1. アメリカ:8635万人
  2. ブラジル:2700万人
  3. メキシコ:1786万人
  4. ドイツ:1512万人
  5. フランス:1100万人
  6. カナダ:927万人
  7. イギリス:876万人
  8. イタリア:856万人
  9. スペイン:704万人
  10. オランダ:436万人

Pinterest「利用」に関する統計データ

Pinterest 利用に関する統計データ

6.85%が「モバイルアプリ」からアクセスしているmobile lgoo

Pinterestユーザーの85%という大多数がモバイルアプリから、Pinterestを利用しています。デスクトップ経由はわずか15%ほど。

マーケティング施策として、Pinterestを活用する際は、コンテンツをモバイル最適化する必要がありそうですね。

 

7.ユーザーの91%は「月1回はログイン」する

2020年Q3のPinterestユーザーのログイン履歴を見ると、月に1回ログインするユーザーはなんと91%、一週間に1回ログインするユーザーは68%、毎日ログインするユーザーは26%であることが分かりました。(米国)

 

8.Pinterestユーザーの多くは「Instagram」も利用している instagram-logo

Pinterestユーザーの86.2%は、Instagramも併用利用していることがわかっています。PinterestにとってInstagramは、最もユーザー層が重なるライバル(?!)プラットフォームとなっています。Instagramに続いて、Facebookを使うPinterestユーザーは82.7%、YouTubeは79.8%です。

 

9.毎日、10億本近くの「動画」が視聴されている

画像検索プラットフォームであるPinterestですが、実は「動画」も人気&爆発的に成長しているコンテンツの1つです。

Pinterest Premiereパッケージを活用することで、Pinterestが提供する動画広告を通じて、多くのユーザーにリーチすることが出来るようになります。

 

 

Pinterest「ビジネス」に関する統計データ

Pinterest 利用に関する統計データ

10.ユーザーの5人に2人が、Pinterestを使ってブランドや製品を調査している

GWIの調査によると5人に2人のPinterestユーザーがPinterestを利用する理由は、「ブランドや製品についての情報を調べること」でした。次に「面白く、エンターテイメント性のあるコンテンツを見つけること」、「動画の投稿や共有」でした。

これらの傾向は他のソーシャルメディアと大きく異なります。Facebookは「家族や友人にメッセージを送ること」、Instagramは「動画や写真の投稿や共有」が最もプラットフォームを活用する理由でした。他のSNSと比較するとPinterestが「検索プラットフォーム」として利用されていることが伺えます。

 

11.Pinterestを使った検索の97%は「ブランド関連ではない」

先ほどもご紹介した通り、Pinterestユーザーの多くはPinterestを検索プラットフォームとして積極的に活用しています。しかし、その検索クエリに特定の「ブランド名」は、含まれていません。

 

12.アメリカユーザーの50は、Pinterestを活用してショッピングをしている

Pinterestは情報を集めるだけのプラットフォームではありません。Pinterestを利用する米国ユーザーの50%はPinterest上でオンラインショッピングをしています。2020年Q1だけでPinterestでショッピングをするユーザー数が50%も伸びています。

これはPinterestを活用しているユーザーはブランドや製品への関心が高い傾向にあり、Pinterestがオンラインショッピングをするプラットフォームとして定着していることを示しています。

 

13.アメリカ企業の52%は、Pinterestを活用している

CastFromClayの調査レポートによると、アメリカでは52%、イギリスでは35%の企業がPinterestを何らか活用していることがわかりました。

アメリカ人口3億2,400万人のうち8635万人、イギリス人口6600万人のうち876万人がPinterestユーザーであることを考慮すると、親和性の高い企業であれば活用しない手はありませんね。

 

14.多くの企業が「e-コマースプラットフォーム」としてPinterestを活用している

2019年Q3~Q4において、Pinterestを活用する小売業者の75%以上はPinterest上で購入可能な商品を公開しています。Pinterestはプラットフォーム上で商品をプロモーションできる広告機能もグローバルで実装しており、この広告機能によって販売業者と広告主双方が商品をPinterestプラットフォーム内で幅広いユーザーに訴求できるようになりました。

pointing-finger POINT
自社の商品カタログをアップロードし商品にPinを立てることによって自動的に広告化できる機能も実装しており、ユーザーの商品閲覧から商品の購入、決済までの一覧のショッピング行動はPinterest内で全て完結します。「企業⇔ユーザー」双方において、Pinterestがe-コマースプラットフォームとして機能しています。

 

15.Pinterestコンテンツは「購買決定」に影響を与える

2021年に米国で実施した調査によると、週に1回Pinterestを使用しているユーザーはその他のソーシャルメディアと比較して7倍以上の購買性向があると明らかになりました。また、Pinterestにおけるショッピングユーザーは他のソーシャルメディアと比較したときの購入単価が「+85%」、1ヶ月の購入頻度は「2倍」ほどと言われています。

pointing-finger POINT
Pinterestでは商品カタログの中から自動的に商品を抽出し動画形式のスライドショーとしてユーザーに見せる広告機能があります。Pinterestユーザーは動画に注視しやすく一度に複数の商品を検討する傾向が高いというインサイトに基づきこのような機能が導入されました。

 

16.投稿した「ピン」の寿命が長い

これは非常に注目すべきPinterestコンテンツの特性です。

通常ソーシャルメディアでコンテンツを投稿すると、コンテンツの寿命は、Twitterで数十分、Facebookで数時間、Instagramでは2日ほどだと言われています。しかし、Pinterestに関しては、「1つの最適化された投稿」が長期的なエンゲージメントを可能にする珍しいソーシャルメディアです。その寿命は、なんと!「3か月」とも言われています。

 

 

Pinterest「広告」に関する統計データ

17.Pinterest広告でリーチできるユーザーは「2億2600万人

Pinterest広告でリーチできる人数
<Pinterest _ We are Social 2022>

 

18.「25歳~34歳・女性」が最も広告がリーチしやすい

Pinterestで広告オーディエンスとして最も厚い層が25歳~34歳の女性で全ユーザーの29.1%を占めています。2番目が18歳~24歳までの女性で16.4%、3番目が35歳~44歳までの13.0%の女性です。

Pinterest広告でリーチできる年齢の割合
<Pinterest _ We are Social 2022>

広告オーディエンス数として女性はどの年代層においても男性より上回っています。2022年1月時点で女性ユーザーは全ユーザーの76.7%を占めているというデータが示すように、女性ユーザーがメインのプラットフォームと言えます。

 

19.Pinterest 広告は費用対効果が高い

SNSマーケティングにおける広告出稿において最も重要な課題は、より少ない広告予算で高いCV数を獲得することにつきます。

出稿することはその他のSNSよりも広告予算を少なく抑えることができます。事実、Pinterest広告と他のソーシャルメディアで広告を出稿した場合とを比較すると、Pinterest広告では1つのCVにつき2.3倍も安価な獲得単価に抑えることができます。(今のところ!です。)

Pinterest広告をクリックしPinterest上にあるブランドサイトへ訪れたCVRは他の主要ソーシャルメディアで広告出稿した場合と比較して3倍、ROIは2倍高いというデータも出ています。

pointing-finger POINT
親和性の高い企業で、他のソーシャルメディアで広告を出稿して効果が得られていない企業は、Pinterest広告を試す価値はありそうです。

 

20.特に「ショッピング広告」は効果的

「ショッピング広告」とはPinterestユーザーに自社製品を広告でプロモーションし購入を促すPinterestが持つ広告形態の1つです。他のソーシャルメディアで広告と比較して、Pinterest「ショッピング広告」は3倍のCV、ROIでは2倍の成果を出しています。これらのデータは、ユーザーがカタログ内にある商品を眺めてお気に入りの商品を選択し決済までを完結できるショッピングプラットフォームとしてPinterest自体が効果的に機能していると言えそうです。

 

21.マーケターはPinterestを「インフルエンサーマーケティング」に活用したい!

eMarketerによるとPinterestをインフルエンサーマーケティングのプラットフォームとして活用したいと考えているUSマーケターは、全体の35%にも達することがわかりました。2019年12月時点における調査では29%から6%増加しており、Pinterestがインフルエンサーマーケティングとしての場所として注目されて始めています。

Pinterestをインフルエンサーマーケティングに活用したいと考えるマーケターの割合
<eMarketer_Which social media platforms are US Marketers Planning to use for Influencer marketing?>

pointing-finger POINT
2021年3月の調査では一位が93%のInstagram、二位が68%のTikTok、Facebookと続きます。Twitterは32%とPinterestより少し低いです。InstagramやTikTok、Facebookほどではありませんが、Pinterestもインフルエンサーマーケティングのために活用されるプラットフォームとしてその存在感を増していることは無視できません。

 

22.2020年のPinterestの広告収入は14億ドル以上

2020年Pinterestは14億ドル以上の広告収益をあげています。ブランドが自社製品やサービスの認知拡大を通じた高いCVRの獲得を目的に多くの企業がPinterest広告を活用しています。

 

まとめ

Pinterestは海外マーケティングにおいて無視できないプラットフォームの1つです。特にユーザー数の多いアメリカ・ブラジルにおいてPinterestを効果的に活用することで、多くのユーザーにリーチすることができるでしょう。

Pinteretを海外マーケティング施策として取り入れる場合は、海外ユーザーの特性を理解した、クリエイティブがが非常に重要になってきます。確かな成果を出すためには、重要なデータを理解した上で、プラットフォーム独自の特性を理解した運用が成功のカギとなります!

Pinterestを活用したグローバルマーケティングでお困りのことがありましたら、まずはお気軽にご相談ください。

SNS運用バナー_C

 

吉田 真帆

吉田 真帆 マーケティング部 プランナー

当社の「コンテンツマーケティング(企画・記事執筆)、メールマーケティング」を担当しています。オーストラリアの永住権を取得したにも関わらず、思いもよらず日本に帰国。「愛のあるコンテンツ作成」がモットーの一児の母です。趣味はランニング・ヨガ・料理・読書。