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2021年08月25日

心を繋ぐコーポレートコミュニケーション
「世界の魅力的な企業文化動画」

企業文化動画 KV

企業の魅力、どのように発信していますか?

私たちはほんの数年前まで、毎日「オフィス」に通い、同僚と毎日会話をし、協力し目標達成に向けて多くの議論を交わしたりと、多くの時間をオフィスで過ごしてきました。また、企業側も従業員が快適に業務が行えるように、多くの費用・時間や様々な工夫して働き甲斐のある快適な環境を作り上げてきました。

「フリーデスク」「キャンプ場のようなオフィス環境」「フレキシブルな勤務体制」「従業員の健康を考えた食事」「遊び心あふれるフリースペース」「魅力的なカフェスペース」など、企業によってそれぞれ独自の個性があり、企業の就業環境は唯一無二のもの。

そんななかで行った新型コロナウイルスによるパンデミックは、働き方やコミュニケーションの形を大きく変化させました。対面で人と人が会うことが難しくなり、リモートワークで自宅で一人で黙々とする仕事。同僚との会話はビデオ会議ばかり……そんな日が続くと「あのワイワイやってたときは楽しかったなぁ」「あれ? うちの会社どんな雰囲気だったっけ…」なんて、感じることがあったりしませんか?

このような強制的に人々の文化・交流が分断された窮屈な時代だからこそ、企業や組織の「理念・文化・価値観」といった「企業文化」を社内・社外に伝えることの重要性が増しているように思います。

今回は、企業の魅力やカルチャーを伝える「海外の優れた企業文化動画」をご紹介します。

 

なぜ、動画なのか?

動画は企業文化を伝えるために非常に優れたツールの1つです。

企業が「何者であり、どういった価値観を持っているのか」を明確に伝えることが出来ます。これは自社のプロフィールでありウェブサイトで言えば「About Usページ」のようなものかもしれません。しかし、動画は文字では表現できない「人間味・空気感・ニュアンス」などを映像・音声さらにはテキストを組み合わせて伝えることで、よりユーザーを没入させ、心を掴むことが出来るのです。

実際に、ユーザーの50%以上は他のどのコンテンツよりも動画を好む傾向にあり、SNS上ではテキストや画像と比較して1200%も多くシェアされているそう。また、人間の脳はテキストと比較すると画像の方が6万倍も処理能力が高く、視覚的情報の方が記憶に留まりやすいことがわかっています。

新型コロナウィルスの影響により企業のデジタル化はもとより、消費者の動画コンテンツ消費が急増している今、動画を活用しない手はありません!

 

世界の優れた「企業文化動画」

check HubSpot

<YouTube : HubSpot Culture>

Hubspotはマーケティングから営業・カスタマーサービスなど幅広い業務に活用可能なCRMプラットフォームを提供するグローバル企業です。ユニークな企業理念や革新的な企業文化により(HubSpot Culture Code)、企業レビューサイト「Glassdoor」ではGoogleやAppleを押さえ2020年働きたい企業「ナンバー1」に選出されています。

このパロディ動画は、80年代の映画のパロディというスタイルを採りつつ、創業当時のストーリーから、現在の活気に満ち溢れ柔軟な働き方ができる楽しいオフィスの様子をダイレクトに伝えます。個人の「価値観」を非常に重視しているHubspotの魅力が十分に伝わる動画となっています。

 

check Patagonia

<YouTube : Finding Balance: Fathers at Work – Part 1>

アウトドアブランドとして知られるパタゴニアは、1983年からチャイルドケアプログラム(事業内託児施設)を実施しており、男性にも育児への参加を推奨しています。

この動画では、パタゴニアで働く父親たちの働き方だけでなく、創業のストーリーやパタゴニアの価値観を織り交ぜたストーリー性の高い内容になっています。この動画によってパタゴニアがどのようにして自社の文化を築き、働く人のために様々な環境を整え、それがどうビジネスに影響を与えているかを知ることができる動画になっています。

 

check BambooHR

<YouTube : Work/Life Balance at BambooHR>

人事管理ソフトを提供するBambooHRは、プライベートな時間や職場でのワークライフバランスが重要視されていることを社員の実生活の様子と共に魅力的に伝えています。

BambooHRの文化は「一生懸命働き、休暇を楽しむ。仕事は仕事で終わらせて、充実した生活を送ろう」というもの。この動画では、ワークライフバランスを重視する人材を見事に惹きつけ、魅力的な職場であるということを示しています。(なんだか、こんな生活羨ましい)

 

check Salesforce


<YouTube:Salesforce: Blazing a Trail to a New Kind of Workplace >

SaaSの世界ではよく知られた企業の1つであるセールスフォースは、豊かな企業文化を持つことでもよく知られています。2021年「Glassdoor」働きたい企業ランキングでは17位、Fortune誌のランキングでは2018年に1位を獲得しています。セールスフォースの企業文化は特に「信頼の文化」を創造し、育むことに焦点を当てています。

ドキュメンタリースタイルで撮影された動画には、企業の成長の軌跡や世界中で働くセールスフォースメンバーが登場し、企業文化や価値観、セールスフォースという企業がどのように素晴らしい企業であるかをテンポよく魅力的に伝えています。

 

check Canva


<YouTube : Canva Culture>

無料のオンライングラフィックプラットフォームを提供するCanvaは、美しいオフィススペースとともに、「社員がスケートボードで気軽に移動する姿」や「自らのバックグランドやストーリーを語る様子」を動画で描きます。

従業員が実際に働く様子や従業員の価値観を自然な形で語ることにより、人間的で魅力的なブランドであることを表現しています。

 

check Zendesk

<YouTube : WTF is Zendesk?>

米国のクラウド型カスタマーサポートプラットフォームを提供する「Zendesk」は、「創業ストーリー」「現在の柔軟な従業員の働き方」「提供サービス」をユーモアに富んだテンポの良い動画を1分半にまとめています。巧妙なストーリーテリングとユーモアのある動画で、顧客の感情を刺激する没入感のある企業文化動画に仕上げています。

 

まとめ

さまざまなデジタルマーケティング施策が存在する中で「動画」には確実に優位性があり、いまこの時代の消費者が求めているコンテンツです。また、「企業文化」は長い年月をかけて創造されるものであり、唯一無二のものなのです。御社の魅力を「動画」を活用して世界中の人々に届けませんか?

海外ユーザーの感情に訴えかける、心に響く動画コンテンツの制作は、私たちインフォキュービック・ジャパンにお任せください。

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吉田 真帆

吉田 真帆 マーケティング部 プランナー

コンテンツ・SNS・メールマーケティングを統括しています。 オーストラリア永住権を取得したにも関わらず、思いもよらず日本に帰国。日本9年を経て、現在はシンガポールからフルリモート中。