CASE STUDIES

お客様事例
海外SEM

東レ株式会社 様

事例概要

経緯

「わたしたちは新しい価値の創造を通じて社会に貢献します」という企業理念のもと、積極的なグローバル展開を推進している「東レ株式会社」様だが、近年では海外でのコミュケーション活動に課題を感じていた。そんなとき、インフォキュービック・ジャパンから海外SEMのご提案を差し上げたところ、webサイトのリニューアルのタイミングも重なり、海外向けのデジタルマーケティングのパートナーとして選んでいただいた。

対策

本格的な海外デジタルマーケティングに取り組むための布石として、まずは3カ月という期間限定のプロジェクト(テストマーケティング)をご提案。プロジェクト開始後は、「東レ」様のデジタルチームの一員として「何かあればいつでも相談できる体制」を構築し、営業担当、技術スタッフ、広告運用コンサルタントがきめ細やかに対応することで信頼関係を築き上げた。また定期的なレポート提出と定期報告会(対面でのディスカッション)を実施し、プロジェクト終了後にも生かせるデータの収集・分析を行った。

成果

今回のテストマーケティングの対象となっていたウェブサイトは最近全体リニューアルをしたばかりだったが、SEMを実施してアクセスが増えたことで、海外からの問い合わせも増えてきている。この成果を受け、テストマーケティングは満期終了したが、近日中に次なるプロジェクトが始動する予定。

お客様の声

1926年にレーヨン糸の生産会社としてスタートし、今や26カ国・地域で事業展開するグローバル企業「東レ株式会社」

弊社「東レ株式会社」は、1926年に日本でレーヨン糸の生産会社としてスタートしました。現在(2019年7月)は日本を含む26カ国・地域で事業を展開し、日本国内に101社、海外に174社のグループ企業を持つグローバル企業です。創業以来、新分野・新素材の開拓に励み続け、今では創業時の繊維に加えて、樹脂、ケミカル、フィルム、炭素繊維複合材料、さらには電子情報材料、医薬・医療、水処理・環境といった様々な分野において多くの先端材料、高付加価値製品を創出しています。具体例を挙げますと、ボーイング機(飛行機)の一次構造材(人命に関わる重要部材)や、ユニクロのヒートテックなどの商品にも「東レ」の先端テクノロジーが使われています。
また私たちが所属する「ウェブ企画グループ」は、コーポレートサイトや11サイトある各国・地域サイトの企画運営を始め、25ある各事業サイトの企画運営サポートなどを行っています。また、グループ会社サイトに関してはウェブサイトグローバルガイドラインを元にガバナンスを効かせています。
我々のミッションは大きく分けて2つあり、1つはウェブサイトの基盤整備です。先ほど申し上げたガイドラインを各サイトに適用することにより、グローバルでの「東レグループ」としての見え方の統一と、アクセシビリティの向上を図っています。もう1つは、まだまだ道半ばですが、ウェブサイトを中心としたデジタルマーケティングの推進です。今回インフォキュービック・ジャパン(以降、インフォキュービック)さんに依頼した海外SEMもその一環です。

海外向けデジタルマーケティングの実績が豊富で、多国籍な社内環境も信頼しています

東レには自動車向けの事業がございます。東レと自動車産業とのかかわりは古く、1941(昭和16)年にタイヤコード用強力レーヨン糸に始まり、今では、繊維、樹脂(プラスチック)、フィルム、そして炭素繊維複合材料等さまざまな東レ素材が自動車材料として幅広く採用されています。
その自動車向け事業のウェブサイトの全面リニューアルを実施している際に、インサイドセールスの方からお電話をいただいたのが、一緒にプロジェクトに取り組むことになったきっかけです。
サイトのリニューアルと広告を掛け合わせた施策を今まで実施したことがなく、こちらのターゲットもある程度明確になっていたことや、予算も確保できたことなど、いくつかのタイミングが重なり実施に至りました。やりたいことやターゲットが明確だったこともあり、インフォキュービックさんからお電話いただいた際に「よくある日本国内向けのリスティング広告などであれば結構です。海外向けのお話であればお聞きしましょう」とその際にお伝えしました。

自社で広告を運用していくことに限界を感じ、「海外向けデジタル広告の専門家と一緒にやることは価値があるはず」と思いました

電話をいただいた後、インフォキュービックさんのウェブサイトを確認したところ、海外向けデジタルマーケティングでかなりの実績をお持ちだと分かって、「これなら会ってみる価値がある」と感じました。お客様事例の記事もたくさん掲載されていたので、それもパートナーを選ぶ際の参考になりましたね。また実際に来社していただいてお話をお聞きすると、社内の多国籍化も進んでいるということで、「これは信頼できるな」と思いました。
また以前にリスティング広告を出稿していましたが社内運用には限界を感じておりましたので、「インフォキュービックさんのような海外向けデジタル広告の専門家と一緒にやることは価値があるはず」と思いました。
弊社としては、海外における「東レ」の認知度が低いことが大きな課題となっていたものの、海外向けのデジタルマーケティングを行うことは、今まで本格的に行ってこなかったため、コーポレートサイトでいきなり大々的に実施することは難しいと感じていました。
そのため「まず、自動車事業のサイトでテストマーケティングをしてみよう」と。いろいろと考え過ぎるより、やってみて得られた生のデータが重要な意味を持つと思い、やってみることにしたのです。
実はリニューアルする前の既存サイトは、“あるにはあるけれど機能していない”という状態で、海外からの問い合わせはほとんどありませんでした。その後、海外向けのデジタルマーケティングを強化していこうという機運が高まってきたことや、「自動車材料戦略推進室」という事業部と我々のチームが組んで北米や欧州で新規顧客を獲得しようという話が出てきたことなども重なり、「SEOやリスティング広告といったデジタル施策をしてみて、どんな反応がでるかやってみよう」となったわけです。

テストマーケティングで、海外から問い合わせが増加! 「まずはアクションしてみる」ことが必要だと実感しました

今回のテストマーケティングは、「最初は自動車に特化したほうが分かりやすいはず」ということでスタートしました。まだまだ始めたばかりですが、この自動車サイトに関してはそれまでウェブサイト経由では海外からの問い合わせが少なかったところに、ターゲティングしていた北米のお客様から問い合わせが来た時は、これこそが今後につながる大切な一歩だと感じました。

またブランド検索の数値が見えたので、コーポレートのブランド検索に広告費を使って、北米や欧州でテストをしてみるのも良いのでは?」という話が出るなど社内での議論も活発になりました。
デジタルマーケティングに関しては、今回のプロジェクトのように「まずはアクションしてみる」ことこそ重要だと思っています。

広告運用はすべて“お任せ”、市場の傾向が分かったことは大きな収穫!

我々のチームのメンバーは基本的にプランナーで、広告配信の専属チームがいるわけではありません。そのためインフォキュービックさんにはスケジュール管理はもちろん、本当に丁寧にサポートいただきました。広告出稿に関わる運用全てをお願いしていたのですが、実はそこも含めてのテストマーケティングでした(笑)。もちろん合格です!
今回のプロジェクトを進める中で、インフォキュービックさんからはキーワードを随時ご提案いただいたのですが、弊社が想定していたものとは異なるキーワードを使ってリスティング広告を運用したことで新たな検証ができ、市場の傾向が分かったことも収穫でした。
それから、定期的にレポートを提出してもらい、それをもとにメールではなくご来社いただいてディスカッションすることができたのも良かったです。

対応してくださったスタッフの皆さんは、何でも気軽に質問できてメール対応もスピーディーでしたし、コミュニケーションもとりやすく、社内のチームメンバーの一員のように密な対応をしていただけたことに感謝しています。今回は3カ月という短期間にも関わらず、テストしたい内容をギュッとまとめて実施できましたし、迅速かつ丁寧に対応いただき全体的にとても満足しています。今後の大きな課題は、海外における「東レ」の認知度を上げ、事業に貢献していくことだと思っています。そのためにはデジタルマーケティングは必須で、特に海外はデジタルマーケティングなしではなかなか成果は得られないと思います。そういった意味で、今回のトライアルを踏まえて今後どのようにコーポレートサイトや事業サイトを運用していくかを検討しているところです。とはいえ、各事業部にマーケティング専任チームがいるわけではないので組織的な課題は残るのですが、そう言っているだけでは前進しないので、我々のチームから色々と仕掛けをして各事業部と連携し、成功事例を積み重ねていきたいと思っています。

今後も我々のチームは、海外向けデジタルマーケティングの取り組みを強化していきますので、インフォキュービックさんには最新情報やトレンドをご共有いただき、「東レ」の企業価値を高める活動を支えていただければと思います。デジタルマーケティングを進めていくには、東レのメンバーだけではマンパワー不足ですので、インフォキュービックさんにはチームの一員としてこれからもサポートしていただきたいと思います。そして海外向け広告やリスティング広告のキーワードについてなど、気軽に相談できる関係を継続できれば心強いです。今後とも、よろしくお願いします。