CASE STUDIES

お客様事例
海外向けウェブサイト制作

株式会社常光 様

事例概要

経緯

アジアの新興各国の透析市場に参入するため、英語サイト制作を予定されていた「株式会社常光」様より弊社のwebサイト経由でお問い合わせをいただき、契約に至った。

対策

ディレクター2名を中心に、webデザイナー、翻訳とデザインのチェックをするネイティブスタッフ数名で制作にあたった。デザインは、最先端の医療機器メーカーにふさわしい画像を選んで2案用意し、また海外サイトのトレンドを取り入れるよう心がけた。

成果

デザインはとてもご満足いただいている。また現在、サイト公開から2カ月ほど経過したところだが、取り引きしている海外の販売代理 (複数) から、問い合わせや今後の販売につながりそうな反響などがあったとのこと。

お客様の声

御社の事業の内容を教えてください。

弊社「株式会社常光」は、今年 (2017年) でちょうど創業70周年を迎える、医療機器の製造販売事業を主軸とした企業です。営業所・支店は、日本国内は北海道から仙台、東京、名古屋、大阪、福岡など計17カ所、そして海外は台北 (台湾) 、上海 (中国) にあります。

事業は3つありまして、自社で医療機器や診断薬などの研究開発・製造・販売を行うほか、他社の医療機器や消耗品を販売するディーラー業もしています。また、ナノマテリオ・エンジニアリング事業部では、原料をナノサイズに粉砕して化粧品などに添加することによって革新的な効果を目指す、ナノテクノロジー分野にも挑戦しています。

多言語サイト (英語) の制作が必要だった理由は?

弊社では現在、約30カ国で、販売代理店を通じて医療機器を販売しています。今後はアジアへの透析液濃度測定用装置の販売を強化したいと考えておりまして、今回の英語サイトもそのために作成しました。

日本は“透析治療の先進国”と言われ、透析治療で使用する機器や透析液の品質管理が徹底されているのですが、アジアの新興各国は日本と比較してまだ管理が徹底されていない部分があります。

そのため今後、透析液などの品質管理に用いる分析機器の需要増が見込まれています。

そのビジネスチャンスをつかむため、情報発信する場として英語サイトが必要だったのです。
またアジアにはたくさんの言語がありますが、英語ならそれらをカバーし、もちろんアジア以外もターゲットにできると考えました。

インフォキュービックをパートナーに選んだ「決め手」は?

はじめて問い合わせをした際、メールを送って5分後には返信をいただけて、とても印象が良かったです。実はインフォキュービックさんを含めて5社から相見積もりを取ったのですが、非常に短納期で予算も限られていたため、他社さんは「厳しいです」という返答が多くて……。しかしインフォキュービックの営業担当さんは、納期と費用の折り合いをつけるため、何度も諦めずに提案して下さいました。

弊社はweb初心者の企業なので、どうしたら費用を削減できるか分からなかったのですが、積極的に提案していただいたお陰で予算内に収めることができました。

また、打ち合わせで山岸社長さんの海外マーケティングに関する著書をいただいて、読んでみたらすごく分かりやすくて。それで、「海外向けのサイト制作やマーケティングでこれだけ豊富な実績があって、社長さん自らも知識が豊富。これなら信頼してお任せできる!」と感じたことも決め手になりました。

多言語サイト (英語) のデザインについて、感想をお聞かせください。

弊社からは、サイトマップやサイト全体の色味などをざっくりと伝えていましたが、細かなレイアウトなどはデザイナーさんにお任せししました。出来上がったサイトは、スクロールエフェクトがかかっているパララックスサイトになっていて、海外にありそうな洗練されたデザインでとても満足しています。弊社内でも「最先端のデザインになってる!」と、皆驚いていました。

特に、画像の使い方は海外サイトの制作が豊富なインフォキュービックさんならではだと思います。実際、デザインに厳しいイタリアの取引先からも、「このデザインは良いね。日本語サイトも同じようにしてみては?」と言われたほど。それで「このデザインはやっぱり良かったんだ」と実感できました (笑) 。

実は、公開してからまだ2カ月くらいですが、今回制作した英語サイトを見たベトナムの販売代理店から、透析液の濃度管理に興味があると連絡があって。現地の病院にPRしていただけるという話も出ていますし、今後につながる期待大で嬉しい限りです。

多言語サイト (英語) の制作段階で、苦労した点はありますか?

素材を揃えるのが苦労しましたね。そもそも弊社にはサイトに使えそうな写真がほとんどなく、しかも撮影するのは納期的に間に合わなくて。弊社内でもネットで探して購入を検討していたところ、デザイン案に「こんな写真が良いな」と思った写真と似た感じのものがすでに入っていて、すぐに「このまま使ってもらおう」という話になりました。

また、サイトを制作しようと決めてから英語の文章を用意したので、特に専門用語の確認作業が大変でした。インフォキュービックさんでは翻訳文にネイティブチェックを入れて下さいますが、専門用語は自社で調べる必要がありました。どこから調べれば良いか分からず、ネット上にある対訳表を入手したり、商品でどんな表記になっているか調べたり……。でもいつかは必要になる作業だったので、この機に調べられて良かったと思っています。

インフォキュービックのサポート体制はいかがでしたか?

メールの返信などはとてもスピーディーでしたし、窓口担当のスタッフさんがとても話しやすかったので、分からないことは気軽に聞くことができました。弊社にはwebサイトの選任者がおらず、今回の英語サイト制作は私が担当したのですが、小さな疑問にも丁寧に説明していただけて本当に助かりました。

実は、サイトのワイヤーフレームは年末の忙しい時期に3日くらいで作っていただいたんです。どのスタッフさんもとても親身になってくれているのを感じましたし、知識も豊富なのでとても安心感がありましたね。レイアウトをネット上でリアルタイムに確認できたのも、とても良かったです。

今後、インフォキュービックに期待することは?

インフォキュービックさんは弊社にとって、頼りがいのあるアドバイザーのような存在。今回、英語サイトを制作していただいたことで、webマーケティングの最初の一歩を踏み出せたと感じています。今後もし英語サイトをリニューアルする機会があれば、またぜひお願いしたいですね。その時は宜しくお願いします!