CASE STUDIES

お客様事例
海外向けウェブサイト制作

アンファー株式会社 様

事例概要

経緯

国内だけで販売していた「スカルプD」を中心とした予防医学商品を、海外にも展開していくことを検討した際、海外SEOの先駆者でありセミナーや講習会などで海外webマーケティングに対する重要性を説いているインフォキュービックに、海外向けウェブサイトの制作を依頼した。

対策

アンファー株式会社は、ECで長く商売を続けられていたためにサイト制作にはこだわりを持っていたが、今回は表示スピードなどを重視し、重い動画や画像は使わないテキストベースのグローバルサイトを制作していくことに。また、当初は予算の兼ね合いもあり、英語サイト向け原稿を自社で用意していたが、インフォキュービックがネイティブに刺さるようリライトした原稿を採用した。

成果

グローバルサイトを制作することで国内のユーザーに対してはグローバルサイトができたことを知ってもらえると共に、海外に対してはしっかりと企業紹介、商品紹介が行っていける環境が整った。また、社内においても「海外で商品を売っていく」という意志を明確に伝えることができた。

お客様の声

御社の事業の内容を教えてください。

私たち「アンファー」は、“予防医学”を取り入れた商品・サービスの開発に取り組んでいるメーカーです。弊社のヒット商品である「スカルプD」は、頭髪専門クリニックに通う患者様のために、頭髪治療に最も適したシャンプーの研究を始めたのが原点となります。そして24名の医師との共同開発により、2005年に「スカルプD」の発売が開始されました。

現在ではヘアケア商品だけでなく、スキンケアやボディケア商品、専門医が監修したスムージーなど、男性向けだけでなく女性向けの商品を発売しています。今後も予防医学を取り入れた商品を、医師や専門家らと協業しながらさらに開発していこうと考えています。

杉原 大介 様

グローバルサイト制作が必要だった理由は?

国内の頭皮治療シャンプーの分野で「スカルプD」のシェアがNo.1となり、今後、どのようにお客様に展開していくのかを考えたときに海外マーケットが視野に入ってきました。頭髪に対する考え方は国ごとの文化や習慣によっても違いがあると思いますが、この時代に「1億2000万人」という国内マーケットだけでインターネットの商売をしているということは逆に不自然ですよね。さらに国際郵便や海外への発送サービスも整備されてきているので、必然的に海外での販売も検討課題として上がってきたのです。そうした流れの中でグローバルサイト制作の検討に入りました。

インフォキュービックをパートナーに選んだ「決め手」は?

グローバルサイト制作後には、SEO対策を進めることも考えていました。そこで「海外SEO」というワードで検索すると、検索エンジンでもっとも上位に表示されたのがインフォキュービックさんだったのです。
サイトをチェックしてみると、実績も豊富でしたし、何より海外SEOの先駆者であり、セミナーや講習会などで海外webマーケティングに対する重要性を説いているのを拝見して「インフォさんしかいないな」と考えました。

そこでまずは、インフォキュービックさんが開催していたセミナーに参加しました。その後、名刺交換をさせていただき、お付き合いがスタートしました。

今回行った施策にあたり、制作の時点で苦労した点はありますか?

弊社には海外webマーケティングのノウハウはありませんので、すべてインフォキュービックさんにお任せしていました。その点では苦労したという感想はありません。ただ、グローバルサイトへの集客に向けた取り組みをどのように展開していくのか、という今後の部分については工夫が必要かと思っています。

逆に良かった点としては、当初お願いしていた内容だけでなく細かいところの追加をお願いすることもありましたが、それに対して前向きに対応していただいたところです。なおかつ、その追加は本当に必要かどうかなど、的確なアドバイスをしていただいたので、安心してお任せしていくことができたと思います。

インフォキュービックに発注してから、どのような効果がありましたか?

英語サイトが2015年8月24日オープン、中国語(繁体字・簡体字)サイトが2015年9月中旬オープンと、公開してからまだ日が浅いため、集客はこれからというところです。それよりもグローバルサイトを制作することで、副次的に「海外で商品を売っていくぞ」という意志を伝えることができたのが良かったと思っています。

また、国内からアクセスするユーザーに対してグローバルサイトが出来たということを知ってもらえたのも重要だと感じています。さらに海外に向けては、企業紹介としてのグローバルサイトの存在意義があるのではないでしょうか。

インフォキュービックのサポート体制はいかがでしたか?

弊社はECで長らく商売してきているので、バナーの位置や大きさなど、細かいところにこだわりを持っています。ただそれはあくまでも国内における常識です。それに対しても「海外ではこうですよ」と的確に取捨選択していただきました。弊社の要望をすべて飲み込んでしまうのではなく、弊社が目指す目的に対して必要なことを対応していただけたのには感謝しています。
例えば、最初にグローバルサイトの制作を相談した際、「表示が重たくなる動画や画像は使わないテキストベースのサイトを制作しましょう」という提案をいただきました。それは国内で行っている弊社のマーケティングとは大きく違うものでしたが、グローバルサイトの制作実績が豊富でノウハウを持つからこその提案なのだと思いましたね。

また、当初は予算の兼ね合いもあって英語サイト向けの原稿を弊社で用意していました。しかし弊社にはネイティブスタッフが在籍しておらず、日本で英語を勉強した社員が用意した原稿だったため、実際に現地で英語を習得したネイティブの方の文章表現とはニュアンスに違いがあったのです。それを指摘していただいた上で、インフォキュービックさんのネイティブスタッフにリライトしていただけたのには感謝しています。

今後、インフォキュービックに期待することは?

メーカーという立場から海外webマーケティングに対して申しますと、まず行うことは越境での商品販売です。その次は海外ECモールに出店し、さらに現地法人を立ち上げて国内の商品を販売していき、最終的には現地で製造まで行う現地メーカーとなる、という流れになると思います。そのステップの中で最終地点まで行くのが効率的かどうかはまだ分かりませんが、その点についてはインフォキュービックさんに相談していこうと考えています。また、海外の集客状況は国内とは異なりますので、そういった状況の情報提供だったりサポートだったりを今後も続けていただければ、弊社にとって頼もしい存在になると思っています。