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2020年04月20日

TikTokを使いこなす!
「グローバルマーケターが押さえるべき3つの重要なポイント」

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TikTokを使いこなせ! 「マーケターがTikTokについて押さえるべき重要なポイント」

TikTokを使いこなす!
グローバルマーケターが押さえるべき3つの重要なポイント

2018年にリリースされたTikTokは、世界中で急激な速度で普及し、現在は多くの企業がTikTok専用の担当者を置くほど人気が高まっています。2020年にはジャスティンビーバーがアカウントを作成し、新曲を動画に取り入れるなど、歌手の新曲紹介の場所としても利用され始めました。「2020年はTikTokを中心にSNSマーケティングが動いていく」と世界では予想されています。

その一方で、日本企業のTikTok活用はまだまだ浸透していないようです。多くの企業がTikTokにはノータッチだと思いますが、海外をターゲットとしたマーケティングを行う上では必須のプラットフォームではないでしょうか?今TikTokを効果的に活用することができれば、他の企業から大きくリードできるでしょう。

そこで本記事ではグローバルマーケターが「TikTokについて押さえるべき重要な3つのポイント」について紹介します。

@justinbieberYummyyyy♬ Yummy – Justin Bieber

 

✔ TikTokの統計データ

現在TikTokは、世界で6番目に利用者の多いSNSといわれています(参照)。日本でも大人気のSNS「Instagram」に次ぐ順位を獲得しており、その人気度がわかります。

2017年8月に海外版がリリースされてから瞬く間に世界中に広がり、現在の月間アクティブユーザー数は8億人以上、時価総額は8兆円以上の巨大企業へと成長しました。
2019年のダウンロード数は7億3800万回を超えるといわれ(
参照)、2019年にはApp StoreとGoogle Playで世界で2番目にダウンロードされたアプリとなりました。

こちらのブログも併せてご覧ください。

世界で急成長するソーシャルメディア「TikTok」
担当者が知っておくべき重要なTikTok統計データ

 

✔ TikTokが世界中で人気になった秘密

なぜこれほどまでにTikTokの人気が高まっているのでしょうか。

①動画の時間制限

1つは、TikTokが「動画の時間をあえて制限したこと」です。YouTubeなどの主要動画共有プラットフォームでは、多くの情報を得られるように、動画の長時間化が進んでいます。それに対しTikTokは、動画を短い時間に制限することで、より「クオリティの高い動画の発信」に焦点を当てました。これにより、たった15秒間程度であるにも関わらず、役に立ったり、面白かったり、誰かに伝えたくなるような優れた動画が発信されるようになったのです。

@daviddobrikWorld record experiment♬ original sound – daviddobrik


<2019年に最も多く拡散された動画

②TikTok機能とアルゴリズム

もう1つはTikTokの「機能」と「TikTokアルゴリズム」にあるといわれています。短い動画を見終わった後、TikTokのアルゴリズムは「関連するおすすめ動画」を視聴者に伝えます。長い動画であれば、同じようなタイプの動画をさらに見ようとは思いませんし、そもそも動画を最後まで見る視聴者は多くありません。

短い動画であるからこそ、次の動画を見ることに対する「敷居」が非常に低いのです。TikTokのアルゴリズムは非常に優れており、AI(人工知能)を使っての言語処理・機械学習により、ユーザーが気になるであろう動画を表示させます。これにより、さらに動画をクリックするというループが出来上がり、視聴者はTikTok内で多くの時間を費やすようになるのです。

つまりTikTokは「動画の拡散に非常に優れたプラットフォーム」といえます。これにより、歌手やダンサーなど、TikTokと相性のよい職業のプロが多く参入しています。また昨今では、非常に魅力的な短編動画を作る「TikTokクリエイター」が多く出現し「ブランド名」「ブランドロゴ」「ブランド製品」などの広告の主戦場になりつつあるのです。海外をターゲットにマーケティングを進めようとしている場合は、今すぐに参入することをおすすめします。

③投稿が簡単!

TikTokが流行するきっかけの一つとなったのが、「リップシンク(Lip Sync、Lip Synchronization)」いわゆる「口パク」動画です。TikTokは動画時間の制限により、撮影時間が短く、あらかじめ音源が用意されている事もあり、非常に簡単に動画が作成することが可能となっています。「人気者になりたい」という若者の欲求をうまく汲み取り、自己表現の1つとしての欲求を満たすアプリとなり、世界的に非常に高い人気を集めるアプリとなりました。

 

✔ TikTok広告 とインフルエンサーの活用

企業のマーケターであれば、ターゲットの「ブランド名」や「商品」をどのように宣伝し、売り上げを伸ばすべきかを考えるかと思います。「TikTok広告」 か「インフルエンサー」どちらを活用するべきなのでしょうか?

<TikTok広告>

TikTokは3つの広告の形を企業に向けて用意しています。

  • アプリ起動時に全画面表示される「起動画面広告」
  • タイアップ企画型の「#チャレンジ」
  • おすすめフィード上に表示される「インフィード広告」

それぞれが特徴を持っいますが、上記全ての広告は「TikTokに広告費用を支払い」製品やブランド名をアピールしてもらう方法になります。

TikTok広告事例

実際、広告を活用した化粧品メーカーの「メイベリン」の下記のキャンペーンでは、日本人の長谷川澪奈さんを広告に起用し、一日で「いいね」を48,700件獲得し、ブランド認知度が80%増加、ブランド好感度も47.9%増加したと報告されています(参照)。

<世界的に大きな評価を得たインフィード広告

 

 

<インフルエンサー>

ただ、広告に多額の資金を利用できる企業は別ですが、多くの企業はいきなりこのような広告にお金を費やすのは抵抗があると思います。

そんなときにもう一つ候補として挙げられるのが「インフルエンサーを独自に起用する」方法です。インフルエンサーにお金を支払い、一緒に優れた動画を作成し、動画を拡散してもらう方法です。この場合、インフルエンサーのレベルによって支払うお金は大きく変わってきますが、TikTok広告と比べると「比較的少ない予算」で「ある程度の成果」を得ることができるでしょう。

しかし、昨今では多くのインフルエンサーがおり、どのインフルエンサーと連携すべきかが非常に難しく、「インフルエンサープラットフォーム」を活用するにしても、予想通りの成果が得られるかどうかを事前に予測する事は難しいでしょう。

TikTok動画は、波に乗れば大きく拡散される一方で、上手くいかない場合は「全く拡散されない」という現状もあります。グローバルマーケターがTikTokを利用してプロモーションを行う際には、TikTokの海外の現状をよく理解しておくと同時に、昨今のSNSマーケティングの世界での流行についてよく理解しておく必要があります。

おわりに

本記事では、昨今大ブームを迎えているTikTokの現状と、企業によるTikTok利用の可能性について言及しました。日本国内をターゲットとするのであれば、TwitterやInstagram、Facebookなどの日本国内で人気のSNSマーケティングを学ぶことが重要となりますが、海外をターゲットとするのであれば、今非常にホットなTikTokを効果的に活用することが成功の近道となるでしょう。現在、TikTokを利用している日本企業は非常に少ないため、成功までのプロセスの報告もまだまだ少ないのが現状です。

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弊社は、海外デジタルマーケティングを専門に扱っていますが、海外マーケティングを効果的に進めるためのプラットフォームとしてTikTokは非常に重要なプラットフォームと位置づけ、最新の情報を常に収集しています。SNSマーケティング、とくにTikTokを活用したマーケティングに興味がありましたら、ぜひお気軽にお問い合わせください。

執筆者プロフィール


Kaita

宇佐美 海太 マーケティング部マネージャー

弊社の「デジタル x アナログマーケティング、コーポレートブランディング」を統括しています。東京生まれ、南欧育ち。ヨーロッパの生活は1年だけですが、人生が劇的に変わりました。自分を育ててくれた"日本と世界"への感謝を胸に、「日本と世界をつなげること」が生涯のテーマです。趣味はプロレス鑑賞・料理です。