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2019.03.08

海外における山手線各駅名のGoogle検索数調査を実施!

「世界でもっとも検索されている山手線の駅は?」
山手線各駅名の英語検索数ランキングを発表!

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「世界でもっとも検索されている山手線の駅は?」
山手線各駅名の英語検索数ランキングを発表!

海外デジタルマーケティングの支援を行う株式会社インフォキュービック・ジャパン(本社:東京都新宿区、代表取締役:山岸ロハン、 以下:インフォキュービック)は、山手線各駅名の海外におけるGoogle英語検索数に関する調査を実施しましたので、2019年3月8日(金)その結果を発表いたします。

図1

【調査結果サマリー】

  • 2020年のオリンピック・パラリンピックを来年に控え、世界中の人々がめざす街「東京」。 今回取り上げるのは、大都会東京をぐるっと一周する山手線駅の駅名調査。
    「東京は、世界からどう見られているのか?」をテーマに「英語での検索数が多い山手線の駅はどこか?」を探る。
  • 英語検索数の結果から「観光資源ブランディングの見直し、何を前面に出すべきなのか」また「東京都内の最新インバウンド人流傾向」を考察する。
  • 「JR山手線開業中全駅29+2020年暫定開業予定の高輪ゲートウェイ駅」合計30駅名で英語検索数調査を実施。
  • 本調査は、2018年1月1日から2018年12月31日の間に行われた16地域(※)における英語での検索数を基にしています。

図2

※16地域:USA(アメリカ)/Canada(カナダ)/Hong Kong(香港)/South Korea(韓国)/India(インド)/Pakistan(パキスタン)/Thailand(タイ)/Vietnam(ベトナム)/Singapore(シンガポール)/Malaysia(マレーシア)/Indonesia(インドネシア)/UK(イギリス)/Austraipa(オーストラリア)/New Zealand(ニュージーランド)/Taiwan(台湾)/Nigeria(ナイジェリア) <順不同>

ポイント

  • 検索数が一番多かったのは「東京駅」。「新宿駅、品川駅、渋谷駅、上野駅」が「東京駅」に続いた。逆に検索が少なかったのは、2020年暫定開業予定の「高輪ゲートウェイ駅、目白駅、田端駅、駒込駅、大崎駅」の順で続いた。
  • 乗降者数でみると第1位は「新宿駅」で778,618名、「東京駅」で第3位452,549名で順番が逆転するが、これは山手線以外の路線も含まれ、すべての乗降者数のため、あくまでも参考数値である。
    ※参考資料:各駅の乗者人員 JR東日本 https://www.jreast.co.jp/passenger/index.html
  • 上記のデータはあくまでも各地域の検索数のボリュームであり、それぞれ各駅の人気や乗降者数を指し示すものではない。

【東京の海外窓口駅はどっちだ? 検索数の多い空港からのハブ駅は?】

日暮里/上野(成田)vs 品川(羽田)

訪日外国人が日本に訪れる際に、日本の第一歩目を踏みしめるのが空港。関東の主要空港である成田国際空港と東京国際空港(以下、成田空港/羽田空港)から都心に足を運ぶためのターミナル駅となる山手線の駅名検索対決。

図3

結果は、約700回の差でNippori Station(日暮里駅) / Ueno Station(上野駅) に軍配。
日本の玄関口である飛行場から都心に向かう人々の流れは、同じ山の手線の駅の中でも上位に位置するなど注目度を集める結果となりました。
今よりもさらに多くの外国人が来日すると予想される来年2020年は、新駅も運用を開始し鉄道以外のバスやモノレールなどの交通アクセス方法を考えると、何か新しい人の流れが作られるかもしれません。

ポイント

  • 成田空港と羽田空港から私鉄の特急で都心に繋がる山手線の駅(日暮里/上野、品川)の英語での検索数調査を実施して比較。 ※具体的な国と地域は前頁参照
  • 成田空港からの代表的なアクセスとして、山手線駅で下車することができる駅は「日暮里駅」と「上野駅」の2駅あるため、今回は2駅合計を対象とした。図らずも、「日暮里/上野 vs 品川」というかたちになった。

【調査データ完全版】

【調査概要】

調査期間:2018年1月1日 ~ 12月31日
調査方法:Google社のツール「キーワードプランナー」をもとに算出されたデータを使用
※本調査は特定の駅の印象を操作する意図はございません。

【調査背景】

私たちの日常に欠かせなくなったインターネット。今や情報を探すための“検索”は当たり前の行動となりました。当然、旅行に行く際もガイドブックと並ぶ重要な情報収集のツールの一つとして当たり前に利用するようになりました。

日本政府の目標として2020年に4000万人の訪日観光客数を設定し、成長戦略の柱の一つとして様々な取り組みを行っています。訪日観光客数を多く獲得するためにもWeb戦略は外せないツールの一つです。 インフォキュービックでは、自社のロゴにあるSEARCH(検索)、BRAND(ブランド)、GLOBAL(世界)という3つの観点から、今回は英語と現地の主要言語で行われた各都道府県名の検索数をもとにより有効なデジタルマーケティング施策の可能性を探ります。

図4