CASE STUDIES

お客様事例
海外向けプレスリリース配信

リックソフト株式会社 様

事例概要

経緯

2015年7月、グローバル展開を進めるための施策のひとつとして海外プレスリリース配信を考えるリックソフト様からweb経由で「海外プレスリリース配信」ならびに「Web広告」に関するお問い合わせをいただき、弊社営業担当がサービス内容等の詳細を説明するために会社を訪問。約2カ月後の同年9月に初回の海外プレスリリースを配信(米国・ヨーロッパ向け、英語。日本語から英語への翻訳とトーン&マナーチェック対応を含む)、翌2016年2月に2回目の海外プレスリリースを配信(米国・ヨーロッパ向け、英語。リックソフト様で用意された英語原稿のトーン&マナーチェックのみ対応)。

対策

プレスリリース配信サイトに直接依頼するのではなく、「共同通信PRワイヤー」(米国の「PR Newswire」をはじめとした世界を代表する4つの通信社と提携)の配信インフラを通じてプレスリリースを配信することにより、情報の信憑性を高め、海外のメディアに与えるインパクトを強めた。またそうして海外メディアの記者たちの目に留まりやすくすることで、各国語に翻訳してニュースサイトなどに転載される機会の増加を目指した。

成果

2回にわたる海外プレスリリース配信(米国・ヨーロッパ向け)により、海外メディアへの露出を強化した。2016年3月現在、すでに3回目・4回目の配信を視野に調整を進めている。

お客様の声

御社の事業の内容を教えてください。

弊社・リックソフト株式会社は、アトラシアン製品のエキスパート集団として、日本国内においてはアトラシアン製品の販売から導入コンサル・設計・インストール・研修・運用までをワンストップで提供する「Atlassianソリューション事業」、アトラシアン製品等の「日本向けクラウドサービス」、またWBSガントチャート・統合情報共有パッケージといった「ソフトウェア開発」を行っています。

また現在は、アトラシアン製品のパートナー(正規販売代理店)の中でも最高グレードの「プラチナエキスパート」、そして大規模ユーザーへのアトラシアン製品の提案・導入ならびに問題解決に長けているとアトラシアンに認定された「エンタープライズエキスパート」の称号をいただき、アジアパシフィックの1位になっておりますが、今後は広く全世界に向けたマーケティング活動を強化し、さらなるグローバルな展開を考えております。

大塚 和彦 様
澤田 深雪 様

海外プレスリリース配信(米国向け・ヨーロッパ向け)が必要だった理由は?

弊社ではアトラシアン製品のアドオンソフトウェアを独自開発しており、これをよりグローバルに展開していくため、インフォキュービックさんの海外プレスリリース配信サービスを利用させていただきました。

実はアトラシアン製品は「マーケットプレイス」(オンラインショップのようなシステム)を利用しており、当社のソフトウェア製品もそこで販売されています。アトラシアン製品を使っている企業の多くはそこで検索してソフトを購入するので、弊社の製品もこれまでちょこちょこと売れてはいたのですが、そうすると「アトラシアン製品を使っていて、かつ検索をしてくれる」というのが条件になってしまうため、「もっと弊社製品の存在に気付いてもらいたい」、「検索にひっかかりたい」という思いがありました。「それならプレスリリースを配信して、商品の認知度を上げよう」と考えたわけです。

インフォキュービックをパートナーに選んだ 「決め手」 は?

一番の決め手は、やはり豊富な海外実績ですね。インフォキュービックさんは、プレスリリース配信だけでなく海外SEO対策を含めたマーケティング的なノウハウも豊富なので、そのへんも含めて相談できるのが魅力でした。

また、通信大手である共同通信の配信インフラを使って配信するため、情報の信憑性が高まったり、海外メディアの記者たちの目に留まって海外で記事に取り上げられる機会が増えるのではないかという期待もありました。

実は、共同通信さんからも直接見積もりを取らせてもらっていたのですが、共同通信の基盤を利用しつつインフォさんのノウハウを使える・アドバイスがいただけるというところで、インフォさんを選ぶことにしました。

ちなみに、他にも数社から見積もりを取ったのですが、インフォさん以外は見積金額だけをメールで送って来るなどそっけない印象で……。そうしたこともあり、来社して親身になって説明してくれたインフォさんに即決でした。結果的に、それまで海外に向けたプレスリリースを配信したことがなく、どう進めればよいか分からない状態だったので、色々とアドバイスをいただきながらプランニングができてとても助かりました。

今回行った施策にあたり、制作の時点で苦労した点はありますか?

制作そのものはスムーズに完了したので苦労はしなかったのですが、配信時間をどうするかが悩みどころでした。弊社としては当初、米国とヨーロッパで別々の時間に配信してそれぞれの反応を見ようと考えていたのですが、「メディアの方たちの立場で考えれば、気になるリリースがあってもどこかが先に記事として掲載してしまうと情報の価値が下がってしまう」など、海外メディアの関心どころやマナー的なところまでしっかりと説明をしてくれた上で、「同時に配信した方が良い」、「海外ではあまり時間帯による差はない」といった具体的なアドバイスをくれたので、十分に納得して進めることができました。

私たち顧客の考えに迎合するのではなく、培ってきたノウハウを注ぎ込んで修正してくれるので、満足度はとても高いですね。

海外プレスリリース配信(米国向け・ヨーロッパ向け)を行ってから、どのような効果がありましたか?

今回の海外プレスリリースは、JIRAというプロジェクト管理ツール上に機能を追加するアドオン、具体的には「WBSガントチャート for JIRA」(業務を細分化し業務ごとにスケジュールを立てて管理する)と「Issue Editor for JIRA」(エクセルのように修正ができる)の2つに関する内容でした。

もともとプレスリリース配信は売り上げにはつながりにくいものですし、これまで国内でしか配信してこなかったのに、今回は共同通信の巨大な配信インフラを通じて海外に向けてプレスリリースを配信することができたので、“リックソフトはアトラシアン製品の売り上げが(正規代理店として)アジアパシフィックで一位”ということを全世界に知らしめることにもつながったと思いますし、商品の認知度を上げるという当初の目標は達成できたと考えております。

インフォキュービックのサポート体制はいかがでしたか?

制作に入ってからは数回のやりとりで配信まで完了するのですが、とにかくメールの返信が早いのには驚かされましたね。これはつまり、英文チェックをスピーディーに進めてもらえているということで、とても助かりました。

また、初回は弊社で日本語原稿を用意し、インフォさんの豊富なノウハウに基づいて英語のプレス原稿を起こしていただきましたが、2回目は初回の制作時に学んだことを生かして弊社の担当者が英語原稿を作成しました。その原稿をさらに、海外メディアに配信する際に失礼のないものに修正していただけたので、安心してリリースを出すことができました。現在はすでに3回目・4回目の配信をお願いするため、準備を進めているところです。

今後、インフォキュービックに期待することは?

現在はGoogle AdWordsとtwitterで広告を出しているのですが、これから海外向けにより力を入れていくために、もっと良い広告の出し方があればぜひご提案いただきたいです。