CASE STUDIES

お客様事例
海外向け動画制作

ビッグローブ株式会社 様

事例概要

経緯

ビッグローブ株式会社様が提供するデータ通信専用プリペイドSIMサービス(BIGLOBE NINJA SIM)の海外向けプロモーションのご相談をいただき、活用範囲の広いPR動画の制作を提案させていただいた。

対策

プロデューサーを務める弊社スタッフを中心に、撮影班、外国人俳優、パルクール(※)および“ニンジャっぽさ”の演技指導を行う専門家などを手配するチームと制作にあたった。
※建造物や地形などの特徴を活かして途切れることなく移動する技術と、それを行う人のこと。今回は「BIGLOBE NINJA SIM」の名前や特徴を印象づけるため、忍者のような動きを目指した。

成果

今回制作したPR動画は、海外の人たちが好む「広告色を極力排除した仕上がり」になっており、クライアント様からご満足いただいている。現在は第2弾・第3弾の制作も視野に、今後のプロモーションについて提案中である。

お客様の声

御社の事業の内容を教えてください。

弊社「ビッグローブ株式会社」は、創業以来30年にわたってインターネットを軸に事業を展開してきた企業です。事業のベースは固定回線(光回線「ビッグローブ光」)で、現在は約200万という会員数を増強するのに加えて、モバイルサービスの販売にも力を入れております。

モバイルサービスは、日本国内向けのポストペイドタイプ(BIGLOBE SIM)と、訪日外国人向けのプリペイドタイプ(BIGLOBE NINJA SIM)の2種類があります。

訪日外国人旅行者向けPR動画の制作が必要だった理由は?

今回は、2015年の3月にリリースした訪日外国人向けの「BIGLOBE NINJA SIM」の認知度を高める意図で、海外向けPR動画の制作をお願いしました。

リリース後は、家電量販店やコンビニエンスストアなどでの販路開拓に注力し、売る場所が決まってきたために「次は海外向けにwebでプロモーションを打っていこう」となったのですが、予算などの都合もあって「広告をより効果的に実施するには動画を見せる方が良いのでは」という話に。そこでインフォキュービックさんから「予算内で、まずは長期的に使える武器になるPR動画を作りましょう!」とご提案いただきました。

インフォキュービックをパートナーに選んだ「決め手」は?

今回のPR動画は、外国人旅行者がまだ自国にいる段階で視聴してもらい、日本での滞在期間中に「BIGLOBE NINJA SIM」を使ってもらえるよう促すためのものです。しかし弊社はずっと国内向けに事業を展開してきたため、どんな内容なら海外の人たちに訴えかけることができるのか、残念ながらよく分かっていませんでした。

その点、海外を相手にビジネスをしてきたインフォキュービックさんなら、海外の人たちの目線に立ったプロモーションをしていただけそうだと感じたのが一番の決め手ですね。

今回のPR動画の制作段階で、特に苦労した点は?

今回は企画・設定からインフォキュービックさんに提案していただいて、工期は約3カ月半でした。俳優やパルクール、撮影クルーの手配などもすべてお任せしたので、実際の制作作業では特に苦労はありませんでしたが、海外向けのPR動画ということで、制作にかかわっていない社内のスタッフたちを説得するのに少し苦労しました。

具体的には、国内向けのPR動画であれば最初に“どんなサービスか”を数字などで明示しますが、今回のPR動画では忍者が街なかを駆け抜けているシーンが続き、最後に1度だけSIMのスペックが出てきます。海外の人たちに動画をしっかりと見てもらうためには、広告色を極力抑える必要があるためにこうした仕上がりにしたわけですが、社内のスタッフたちに「これでいいんだ」と納得してもらうのが大変でした。

それでも実際に制作したPR動画を社内で見てもらったところ、「イイね!」という感想をもらえたので、調整は大変でしたがホッとしました。

実は当初、弊社から素材を提供して編集してもらおうと考えていたのですが、「せっかく作るならベストな仕上がりを目指しましょう。素材から撮影させてください!」とインフォキュービックさんからご提案いただいて……。お陰で、想像もしていなかったような素晴らしいPR動画を作ることができて、とても満足しています。

インフォキュービックのサポート体制はいかがでしたか?

動画の撮影現場に立ち会ってみて、「こんなに親身に対応してくれてありがとう!」と、感謝の気持ちでいっぱいになりました。

また最初に編集したPR動画をいただいた後、変更してもらいたいところを文章でまとめたのですが、文字では伝えきれなくて。それで電話をしたり直接来ていただいたりして、齟齬がないように細かなところまで話し合えたのも助かりました。

特に、プロデューサーを務めるスタッフさんがとても熱心で、俳優さんやパルクールの皆さんを鼓舞してくれたり、カットを切るたびに「Good Job!」などと声掛けしてくれたりするのを見て、高いプロ意識を感じました。お任せしていて、全体的にとても安心感がありましたね。

制作したPR動画について、今後どのような展開を予定していますか?

この6月から、自社サイト内の「BIGLOBE NINJA SIM」の商品ページと、biglobe001Facebookに出稿した広告をクリックした先のLP、販売店舗のタブレットなどでもPR動画を流す予定です。また将来的には、動画を使ったFacebook広告も展開していきます。

最終的に期待している効果としては、「BIGLOBE NINJA SIM」がSNSなどを通じて海外の人たちに広まって、“日本に行ったら「BIGLOBE NINJA SIM」”が定番になれば嬉しいですね。今回のPR動画制作は、それを実現するための第一歩です。

今後、インフォキュービックに期待することは?

これまで、インフォキュービックさんが主催するセミナーに参加したり、また今回のPR動画制作の中でさまざまな提案をいただいたりしてきた中で、「やっぱりインフォキュービックさんは海外に特化したプロモーションのプロだな」と感じていました。

弊社では今後、このPR動画を足掛かりに第2弾・第3弾と動画を作ってSNSでたくさんの人にシェアしてもらったりして、次のステージを目指していきたいと思っていますので、ぜひ力を貸していただきたいと思います。そして2020年に向けて国も施策として民泊を促進していくそうですから、海外から来たゲストに対するおもてなしの中で、一般の人たちにも「BIGLOBE NINJA SIM」を広めていただいたり、代理店になっていただけると嬉しいですね。