海外向けインフルエンサーマーケティングとどう向き合うか。《アジア編》 | 海外マーケティングブログ | 海外実績500社のインフォキュービック・ジャパン

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2017年07月25日

海外向けインフルエンサーマーケティングと
どう向き合うか。《アジア編》

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■アジアでは、インフルエンサー施策が盛ん
前回のブログ「脱広告依存!インフルエンサーと広告施策の最適なバランスとは」では、インフルエンサー施策の先進国のひとつとしてアメリカの例をお話しましたが、実は近年、ブロガーやYoutuberだけでなく、アジアでもインフルエンサー施策が一般的になりつつあります。
ただしアジアの定義として、サッカー代表戦などでは中国、韓国、日本、東南アジアにオーストラリアを加えたエリアを指しますが、ここでお話するアジアとは中国、韓国、台湾、タイ、インドネシアあたりのこととし、オーストラリアについては「欧米編」でお話させていただこうと思います。

■アジアでも、インフルエンサーの定義や報酬額などが確立されつつある
ここ数年、アジアでもアメリカと同じようにブログはどんどん廃れてきており、代わりに「ブログで獲得したフォロワーをいかにInstagramやFacebookをはじめとしたSNSに移行させるか」が課題になっています。
インフルエンサーの定義については、アジアでもまだしっかりとした共同認識は確立していないものの、ブログやSNSでのファン数やフォロワー数、ページビュー数の閾値は決まりつつあるようです。
前回の記事でお話したように、インフルエンサー施策の先進国であるアメリカではインフルエンサーを探すための多彩なプラットフォームが確立されてきていますが、その流れが中国やアジア圏でも広まって来ています。
例えばある会社では、中国でKOL(Key Opinion Leader)と言われる人の中でも、次のような基準を満たした人をインフルエンサーであると認めています。

・LINEのようなメッセンジャーアプリ「WeChat」(ウィーチャット)のオフィシャルアカウントで、
 月間5000PV以上ある人
・中国版ツイッターとも呼ばれる「Weibo」(ウェイボー)で、1万人以上フォロワーを保有している人
・Youtubeに似た動画共有プラットフォーム「Youku」で、1000人以上の視聴者を持っている人
(
人気Youtuberのような人)
・Instagramに似たライブストリーミング型ソーシャルメディア「Meipai」で10,000人以上の
 フォロワーを保有している人
・化粧品レビュー特化型のライブストリーミング型ソーシャルメディア「Meilimeizhuang」で10,000人以上の
フォロワーを保有している人
参照:「ParkLU 」http://www.parklu.com/faq?lang=en

そしてこのような基準に合致する“自称インフルエンサー”たちが、自身でインフルエンサーを検索できるプラットフォームなどに登録し、ブランドやメーカーなどからのコンタクトを待つという状況が起こっています。
現状ではまだしっかりとした基準値は固まっていないものの、2~3年前であればメーカーなどが自社、もしくは代理店経由でインフルエンサーを探して交渉してきたことが、少しずつよりカジュアルなものとして広まってきているのは確かです。これから数年くらいのうちにはアジアでも、報酬額の算出基準や相場などが決まり、インフルエンサーを扱う業界全体としての共通認識になっていくのではないでしょうか。

■シンガポールには“インフルエンサーのエミー賞”がある
アジアでインフルエンサーが一般化しているという証拠のような話題があります。シンガポールの会社が立ち上げたある団体は、2015“インフルエンサーのエミー賞”と言うべきアワード「Influence-Asia」(https://influence-asia.com/)を開催しています。
ノミネート国は、シンガポール、マレーシア、インドネシア、タイ、ベトナム、フィリピン、韓国で、なぜか日本と中国は入っていません。これは日本、中国、台湾は言語的な障壁と独自な発展とメディア形成を遂げていることが理由に考えられます。
ノミネート国の中でも、韓国ではインフルエンサー文化が発達しており、東南アジアをリードしていると言っても過言ではありません。

一昔前であれば、日本が文化やファッション、経済に関してアジアをリードしていた印象もありましたが、それも過去の話となってしまいました。今はどの国に行っても、「アジアでCoolな人が多いのはどの国?」や「アジアで行ってみたい国はどこ?」と尋ねると、大多数が韓国を挙げるほど、その影響力を増してきているという印象を受けます。当然のことながらアジア圏のインフルエンサーの理想形が韓国のスタイルに形成されつつあるとも考えられるでしょう。

■迷ったらWeChatかInstagramのインフルエンサーを使おう
東南アジアでインフルエンサーがよく使っているSNSは、国によっても違いますが、全体的にはWeChatとFacebookがかなりの割合を占めています。また特にWeChatは中国でダントツ人気のSNSでもあるので、とにかく多人数にリーチしたいならWeChatのインフルエンサーに施策を依頼すると良いでしょう。
ほかにも、Instagramは中国では使われていないものの東南アジアでは圧倒的なシェアがあるので、若年層向けに大きななリーチを狙うならグローバルスタンダードである英語でInstagramを運用するのがベストです。

またアジアでのインフルエンサー施策で、「この業種(商品)に効果がある」というものは特に日本と変わりはありませんが、旅行、化粧品、ファッションなどを話題にしているインフルエンサーは比較的多いようです。タイでは大多数のインフルエンサーが化粧品に関する記事を書いており、女性からもファッションリーダー的な役割を担っている美意識の高い男性が多いのも注目すべきポイントです。

■インフルエンサー施策は、中間マージンを抑えることが大切
アジアでのインフルエンサー施策が日本と違うのは、「産業として進んでいる」ということ。日本では、ブログやSNS上の検索などでインフルエンサーを探し、直接または代理店を挟んでインフルエンサーとやりとりすることがほとんどですが、アジアではプラットフォームを使ってインフルエンサーを探すのが一般的。これはアメリカのやり方に近く、中間マージンやコミュニケーションロスをいかに減らすかが最大の目的になります。

アジアでもインフルエンサーを探すためのプラットフォームの基本料はかかりますが、それも比較的リーズナブルで、インフルエンサーに支払う報酬額もアメリカと比較すると非常にお手頃で5000円くらいから始めることも可能です。代理店を挟まずに依頼することができるなら3万円ほどあればある程度ユーザの反応を見ることができることも魅力です。

もし広告予算が少ししかない場合、もしくは数万円余って使い道が見つからない場合は、中途半端に広告を打つよりも、予算内でインフルエンサー施策をするほうが夢があってオススメです。ただ、あくまでユーザの生の声や反応を見る手段として、もしくは広告での表示機会の助長などで初めて効果が期待できるものと考え、バズなどには過度に期待すべきではないでしょう。

■アジアでは、インフルエンサー施策がとても有効!
なお、アジアではPCがほとんど普及しておらず、モバイルでインターネットをしている人が100%と言えるほど多いため、リスティング広告やSEOなどのデジタルマーケティングは主流ではありません。
例えば、検索サイトで「レストラン」を検索すると、検索結果にはFacebookページへのリンクがズラリと並びます(お店や企業のがそもそもウェブサイトを持っていないケースが多いです)。
そのため「デジタルマーケティング=SNS上での施策」になっており、インフルエンサーはとても親和性が高いのです。
ちなみに検索も、検索エンジンではなく、Facebook、Instagram、YoutubeといったそれぞれのSNS上の検索をすることが多く、好きな情報を投稿しているインフルエンサーに注目していることが多いのも特徴です。
こうした理由から、特に東南アジアでは、インフルエンサーや第三者を使って商品にSNS上でリーチできる環境を作っていくことがとても重要になるのです。

■アジアでのインフルエンサー施策は、実績豊富な弊社にお任せください
アジアでインフルエンサー施策を始める際、「現地のインフルエンサーが登録しているプラットフォームを探してコンタクトを試みる」、「信頼できる現地代理店を探す」といった方法は、なかなかハードルが高いものです。
インフォキュービックでは、複数のインフルエンサーのプラットフォームを活用して、御社のブランドや商品内容、予算に合った提案をさせていただきます。
事前に分かりやすい御見積もりを提示させていただきますので、まずはお気軽にご相談ください。

 


本田 斉大 / Masahiro Honda
1987年大阪生まれ。同志社大学統計科学研究室学士課程卒業後、

SIerに入社。システムエンジニアとして大手化粧品会社の
ECサイト運用保守に携わる。ECサイトのポイント戦略とO2O
マーケティング戦略を学び、後に株式会社インフォキュービック
ジャパンに入社。中小企業から大企業における、国内&国外向けの
多くのアカウント運用を通じ、海外向け配信のポテンシャルと
可能性の大きさを知る。現Digital Marketing Teamの事業部長として
SEM事業の再建と海外向け配信に特化したチーム育成と体制の強化、
海外メディア開拓に従事する。

 

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執筆者プロフィール


ICJ

インフォキュービック・ジャパン  広報担当

インフォキュービック・ジャパン広報担当です! 「社員情報、社内イベント、オフィス風景」など読者のみなさまに、もっと当社のことを知って頂けるようなコンテンツ・記事を投稿して参ります! 趣味はプロレス鑑賞です。