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2021年03月12日

2大SNSを徹底比較!
「Facebook vs Instagram」
~統計情報・ユーザー属性・アルゴリズム・親和性のある業種~

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Instagram vs facebook

さて、海外市場・ユーザーに向けた企業広報・宣伝活動の一環としてSNSを始めようかな。

どれどれ、SNS……Facebook、Instagram、LinkedIn、Twitter……一口にSNSといっても、こんなにたくさんあるのだな。うむむ、数あるSNSのなかでうちのビジネスに合ったSNS媒体はどれだろう?

今回はそうした企業のマーケター様のお悩みを念頭に、SNSのなかの2大巨頭「FacebookとInstagram」を統計データ・それぞれの特色といった観点から比較します。「SNSマーケティング、とりあえず始めてみたけど、全く効果が出ない…」なんてことのないように、自社に合った最適なSNSプラットフォームを選択したうえで「SNSアカウント運用やSNS広告配信」といった”無駄のない施策”に繋げるヒントをご紹介します!

メガSNSプラットフォーム「Facebook、Instagram」

世界中に数多く存在するSNSプラットフォーム。その中でも「フェイスブック(Facebook)」はトップに君臨し続けています。Facebookは過去17年の間にソーシャルネットワークの在り方を再定義しただけでなく、ビジネスのためのソーシャルメディア活用の可能性を大きく広げてきました。そのFacebookが2012年、約810億円で買収したのが、当時社員がたった13人だった「インスタグラム(Instagram)」です。

 

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<Instagram:Instagram創始者Kevin Systrom氏アカウント>

Instagramは写真愛好家だったケビン・シストロム氏によって2010年iOS用アプリとしてローンチされると、1週間で10万ダウンロード、2012年Facebookの買収時にはユーザー数は3000万人にまで達していました。この買収を機にFacebookの最上級の「テクノロジー・インフラ設備・巨大チーム」の恩恵を受けたInstagramは、たった数年でユーザー数10億人を超える巨大プラットフォームへと成長しました。

今は世界中の多くの企業がマーケティング施策の1つとして、FacebookやInstagramを活用しています。この2つのプラットフォームをより明確化するためにいくつかの統計を比較してみていきます。

 

Facebook vs Instagram、それぞれの「統計データ、強みと弱み」

Instagram vs facebook

FcebookとInstagramの違いを明確に理解するため、今回は「統計データ」「ユーザー属性」「アルゴリズム」「ユーザーの使用目的」「広告を出稿するメリット」の5つに分類してご紹介していきます。

統計データ

Facebook-logo Facebook:

  • 月間アクティブユーザーは27.4億人(2020年9月時点)。2019年9月から前年比で12%増加。
  • Facebookは世界で3番目にトラフィックを集めるサイト。(1位Google、2位YouTube)
  • Facebookユーザーの81%はモバイルを使用してアクセスしている。モバイルとPCの両方からのアクセスは17.3%、PCのみからのアクセスはたった1.7%。(2021年1月:Statista
  • FacebookストーリーはFacebookアプリで1日10億件「シェア」されている。
  • ユーザーの50%はブランド広告を見たあと、ブランドに対する興味を強めた。
  • 6500万以上の企業がFacebookページを活用している。
  • B2B企業の意思決定者の48.5%がFacebookを使用し、新製品やサービスの調査を行っている。
  • エンゲージメント率は平均で0.08%です。(Rival IQ:2021年版)

Facebookは他のどのSNS・ソーシャルメディアよりも圧倒的なユーザー数を誇っています。ターゲットが使用する可能性が最も高いデバイスでコンテンツ・広告の最適化を行いましょう。ストーリー広告には、画面上部に表示されるという利点もあります。

instagram-logo Instagram:

  • 月間アクティブユーザーは10億人
  • Instagramは世界で10番目にトラフィックを集めるサイト。
  • ユーザーの90%がビジネスアカウントをフォローしている。
  • 毎日5億人がストーリーを使用。
  • 2020年西ヨーロッパユーザーが17%増加。
  • B2B企業の意思決定者の36.2%がInstagramを使用し、新製品やサービスの調査を行う。
  • エンゲージメント率は平均で0.98%。(Rival IQ:2021年版)
  • 国別ユーザー数:

  • リーチ率が最も高い国:

FacebookとInstagramを統計的に比較すると、Facebookは、ユーザー数では他のどのソーシャルメディアより明確な優位性を持っています。ただし、Instagramは「視覚的アプローチ」と「投稿に対するリアクションを図る指標:エンゲージメント率」という点は非常に強力であることも証明されています。

 

ユーザー属性

Facebook-logo Facebook:

Facebookのメインユーザーはミレニアル世代が中心です。ユーザーの年齢は30歳から49歳までが79%、50歳から64歳までが68%となっています。65歳以降のユーザーも46%となっており、比較的年齢層が高いユーザー多いのがFacebookの特徴です。

男女比率は女性ユーザーが31%、男性ユーザーが69%です。

ユーザーの年齢層が高いFacebookは、相対的に収入が高い傾向があります。このような場合は、例えば投資会社ではInstagramで広告出稿を行うよりもFacebook広告を活用した方がはるかに多くの成功の可能性があるといえるでしょう。

instagram-logo Instagram:

Instagramのユーザーの年齢は35歳未満の割合が90%となっており、10代から20代が最も多いのが特徴です。年齢が高くなるほどユーザー数がどんどん減少し、50代以降になると20%、65歳以降では8%ほどしかありません。

男女比率は女性ユーザーが61%、男性ユーザーが39%です。

このような年齢や男女比の違いを考慮すると、女性や年齢の若いユーザーが多いInstagramは、次のトレンドに乗りたいという若い消費者の欲求を叶える商品やサービスが優位性を持つ可能性があります。

FacebookやInstagramの広告を活用して海外マーケティングを行う際には、単にユーザー数だけではなく、年齢や男女の割合についてもよく検討しておくことが大切です。

 

アルゴリズム

Facebook-logo Facebook:

  • ニュースフィードは最優先に「友人や家族のコンテンツ」を表示します。
  • 「あなたが関わっている人(あなたがコメントした人、メッセージを送った人)からのコンテンツ」を優先させる。
  • 「コメントの数と長さ」を優先させる。
  • 「いいね・シェア・コメントを含む投稿」を表示する。
  • 上位の友達からの最近のコンテンツと、個人的にあまり関わっていない友達からの強い関心のあるコンテンツの両方が表示される。
  • 信憑性が重要視され、Facebookが本物であると判断したニュースが優先される。
  • ライブビデオが優先される。

Facebookアルゴリズムは、多くの「いいね・シェア・コメント」を含む投稿を優先的に表示します。エンゲージメントが高ければ高いほどリーチは広がります。

instagram-logo Instagram:

  • いいね!よりも「コメント」が重視される。
  • 「新しい投稿」が優先される。
  • 「説明文が長い投稿」が優先される。
  • 「ユーザーがフォローしているハッシュタグからの投稿」が優先される。
  • 「プロフィールからのエンゲージメントが高い投稿」が優先される。
  • 「ビジネスコンテンツと一般ユーザーのコンテンツ」には優先面の差がない。
  • 「定期的な投稿」を行うことでタイムラインの上位にコンテンツが配置される。
  • 「動画の優先」は行われない。

単純にいいね!の数を集めるよりも、共感性を高めてコメントを増やしたほうが攻略しやすいことは、マーケティング戦略において大きな影響を与えそうです。

 

ユーザーの使用目的

Facebook-logo Facebook:

Facebookユーザーの多くは主に「情報取得」を目的にFacebookを活用します。「ニュース・政治・社会問題・ビジネス営業時間・住所・今後のイベント」などの情報を共有する教育的なプラットフォームとして活用されています。これは、Facebookが歴史的にテキスト中心に開発されていたためです。

instagram-logo Instagram:

Instagramユーザーたちの多くは、「魅力的なビジュアルコンテンツ、最新のトレンド」を求めてInstagramを訪れます。企業の知識を得ようと思って、わざわざInstagramを活用するユーザーは少ないでしょう。ビジュアルを重視するSNS・ソーシャルメディアとして機能してきたため、画像や写真のクオリティがとても重要となります。

このような理由から、Instagramでのプロモーションは、ブランドの認知度を高める場合や人気を測定したい場合に適していると言えます。

 

広告を出稿するメリット

FacebookとInstagramの広告運用は、Facebookのアドマネージャーを介して管理することができます。このアドマネージャーで複数のオーディエンスと配信場所を簡単に管理することができます。

広告運用方法に関しては、以前のブログ記事で詳しく紹介してますので是非ご覧下さい!→「Facebook広告」初心者ガイドライン

Facebook-logo Facebook:

Facebookは、幅広い年齢層を惹き付ける点でどのプラットフォームよりも優れています。複数の年齢層に商品やサービスをアピールしたい場合、Facebookは広告の視認性を高めてくれるため、適切なプラットフォームである可能性があります。

また、Facebookは「社会問題・アイデア・政治・ニュース・マーケティングサービス・ブログ投稿」などテキストを活用したコンテンツと親和性が高く、ウェブサイトへの流入を目的とした広告施策として上手く機能するでしょう。

Facebook広告には複数のタイプの広告オプションがあります。また、ランディングページや関連製品をアピールしたい場合、SNS投稿内にリンクを含める様々なオプションを備えています。

instagram-logo Instagram:

Instagramは他のどのソーシャルメディアプラットフォームよりも高いエンゲージメント率を誇っています。御社/あなたの商品・サービスが若い人向けであるならば、Instagramが最適なプラットフォームである可能性があります。

また、InstagramはFacebookよりもはるかに視覚的/ビジュアルな媒体であるため、「ユーザーの目を引くコンテンツ」と「ブランド認知向上」を目的とした広告戦略は上手く機能するといえます。ファッション・コスメ製品を扱う企業であれば、Facebookと比較してはるかに優れたROIを得ることができます。

Instagramにはキャプション内にクリック可能なリンクを直接設置することはできません。行動を促すフレーズボタンを使用してリンクを追加しなければならないなど、広告機能オプションの数はFacebookと比較してやや少ない点を理解しておきましょう。

 

まとめ

FacebookとInstagram。どちらもグローバルマーケティングには強力なSNS・ソーシャルメディアです。ここまでご紹介してきた統計データなどを参考にし、それぞれの特徴や機能をよく見極めたうえで、自社ビジネスに最適な媒体を選ぶようにしましょう。

海外市場向けのSNSマーケティング? はい、FacebookやInstagramは海外デジタルマーケティングにおいて必要不可欠ともいえる媒体です。SNSを活用したグローバルマーケティングでお困りのことがございましたら、ぜひ私たちにお申し付けください。

貴社に適切なSNSを選定して、海外ユーザーに貴社の魅力を届けませんか?

グローバルSNS広告バナー

吉田 真帆

吉田 真帆 マーケティング部 プランナー

弊社の「コンテンツマーケティング(企画・記事執筆)、メールマーケティング」を担当しています。オーストラリアの永住権取得後、思いもよらず日本に帰国。「愛のあるコンテンツ作成」がモットーの一児の母です。趣味はランニング・ヨガ・料理・読書。